【 ここに あるもの いるもの いきものがたり 】 矢ばなの里

「カタクリと生き物3Dの森」桜が教えてくれたカタクリの群生地が広がり、そこにはフクロウムササビといった生き物がいる。

森づくり活動プランナー養成ブロック研修

2010年01月31日 | 森の話
先週末は2泊3日で
平成21年度 中部地区
森づくり活動プランナー養成ブロック研修
講師は大阪・里山倶楽部・寺川裕子氏
会場は越前町の水仙荘に参加してきました。
中部地区9県から25名が参加して開かれた勉強会です。

正直、私はこういった本格的な研修会、勉強会に
参加したのは初めて、大変良い勉強になりました。
参加者との交流も良かったです。
いろいろと教わる事が多く、私の今後の活動に役立てて行けたらと考えています。


越前市白山地区、里地里山の保全活動を見学、この地はコウノトリ、「郷の森里楽」で有名な場所、
「水辺の生き物を守る農家と市民の会」や「郷の森里楽」の説明を受けました。

「水辺の生き物を守る農家と市民の会」や「郷の森里楽」の説明を受けました。

水仙荘に入り、早速研修スタート


2日目も8時45分から午前の部、午後の部とみっちり講義です。



昼食後、1時間ほど水仙の栽培地を見学、
昔はこんなに無かった様にに思うが、水仙畑が海岸べりから、急斜面の上まで広がっていました。


水仙荘に戻ってまた研修、講義のスタート
いろいろなワークショップの方法で企画の立て方等を教わりました。

福井県の森林・林業の説明もありました。

研修終了後、修了証書をもらい、
長かった研修も終わりましあぁぁ。
日ごろ経験の無い机に向かっての勉強会、
私にとってはすべてが初めてのような経験で疲れましたが
有意義な3日間でした。
今後の活動に役立てて行けたらと思います。
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啓翁桜のサンプル出荷

2010年01月28日 | 花の話
矢桜には、神代曙、紅華、紅八重しだれの
他に、他にあまり見られない啓翁桜があります。
本数的にも神代曙についで多く植えてあります。
植えて3年が経ちました。




そこで、特産物としてサンプル出荷を目指す事になりました。
奥越農業普及所や関係機関とこれからを協議していく事に
とりあえずは、サンプル出荷を目指す事になりました。
啓翁桜、今年の方針として苗木の生産拡大して
本数を増やして行く事になりました。
”桜で名所、桜で特産”に向けて一歩踏み出します。
何年か先に矢桜の啓翁桜が店頭に並ぶように頑張ります。
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菜の花

2010年01月27日 | 矢ばなの里
今年、初めての試みとして恋し畑で折菜をつくっています。
いわゆるアブラナ科の水菜で、
奥越の特産の勝山水菜を育てています。
かたくりまつりと生育が合えば折菜の摘み採り園として
早く育って花が咲けば菜の花畑として
何せ今年初めての栽培で、
何処にピントが合うか、手探りです。
2009年は花が咲いていた畑がありました。
折菜に丁度よく分けてもらい持ち帰った人も居ました。

かたくりの里の前に広がる『恋し畑】
これからの雪解け時期には、所々で湧水が雪を解かします。
解けた場所の水菜が青々としてきました。

今朝は久しぶりに快晴の夜明けでした。
今週末からまた、雪マークが続いてます。
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桜の開花予報

2010年01月26日 | 
桜の開花予報が出ました。
福井は4月2日だそうで、平年より早いという予想
今年の1月は最近にない積雪で、早くなる予想にピンと来ない。
これから暖かくなるという事なのでしょう。

これからこの手のニュースがマスコミで賑わいそうです。
春がそこまで来ているようです。

私はかたくりの開花が気になるところです。
2009年は極端な少ない雪で、早く咲くかと思いきや
最盛期は4月3日頃でした。
2008年は4月6~7日でした。
今年は4月4日から10日頃が一番の見頃と予想しています。
本当のところは、神様だけが知っているのでしょう。

写真の桜は、啓翁桜で、温室で加温しています。
蕾がだいぶ膨らんできました。
啓翁桜、花芽をいかに多くつけるかが難しいです。







この啓翁桜、今年は挿し木で本格的に苗木づくりを始めます。
花の無いこの時期の切花として、
春を先取りする桜として拡大出来ないかと思っています。
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案内パンフレット完成

2010年01月25日 | 矢ばなの里
やっとの事で、矢ばなの里のパンフレットが出来ました。
今年のかたくりまつりで配布します。

今年一年かけ、四季折々の写真を撮って
来年にはもうちょっと本格的なモノをめざします。
とりあえずはかたくりの里の地図、
矢ばなの里の全体説明も入っています。






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胴枯病 桜と栄養

2010年01月23日 | 桜と管理
今日は今後の桜管理と胴枯病にかかった原因などについて
日本花の会結城農場の田中農場長に教えと意見を聞いた。
胴枯病が発生した原因のひとつは、肥料の与えすぎが考えられる。
矢桜公園は、山と畑・放棄水田といった場所であるが、
そんな場所はそもそも土地としては肥沃な場所と考えられる。
そこに、植えてから、毎年成分チッソ、カリ、リン=10-10-10
の化学肥料を与えてきた、あまりにも栄養があり過ぎ、
特にチッソが多すぎる事が原因のひとつに考えられるとの事、




確かに化学肥料を与え続けると、土や植物に悪影響といわれている。
私も、ひょっとしたらと思って、昨年暮れは肥料をやらなかった。

矢桜の最初平成18年にに植えられた神代曙は順調に育ってきた。
3年目に突如発病した。今後しばらくは化学肥料は控える事にする。
一昨年植えたさくら堤は埋め立てられた硬い土壌なので、
ここには有機肥料を与えていこうと考えています。

胴枯病が集団の発生した桜・神代曙、
神代曙が特に弱いという事では無いと思うとの事でした。
胴枯病の桜は、今年花が終わったら伐採して
その後に樹高3mくらいの桜を植えます。
品種は紅しだれ、ソメイヨシノ、再度神代曙
合わせて、苗場をつくり、日本花の会より購入した苗を大きく育て
今後の、雪害、風害、病気等の予備に育てていこうと考えています。
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大寒

2010年01月21日 | 矢ばなの里
大寒の昨日、カタクリの里を一回りして来ました。
雪に完全に埋もれていた看板も顔を出しました。
まだ、大寒ですから一気に雪解けとはならないでしょうが、
これからは少しずつ、日も長くなり、暖かさも戻ってくるでしょう。

カタクリの里はまだ積雪1m、カタクリはまだまだ冬眠中!!




昨年、造成した駐車場の一角の雪が解けています。


別に解かしているわけでも、除雪したわけでもありません。
まさに、自然のロードヒーティング
これは、恋し畑から湧き出る温かい地下水が
地表近くを流れているため地表が温められて消えているのでしょう。
温泉でも出ると良いと考えてしまいます。
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『カタクリ100万本 郡生の里山』

2010年01月21日 | 里山整備
花の力
花の名所、花を売り出すときはどうしても数を誇張する。桜の名所の説明には必ずといって何本とか、何ヘクタールいう数字があります。ユリとかシバサクラ、花で売り出している名所はかずのきょうそうになる。数字は誰が見てもわかりやすいし、比較しやすいからでしょう。花に限らず、数の力は絶対だ。圧倒する力を数は持っている。
矢ばなの里も数を表に出すことで、矢ばなの里をぜんぜん知らない人に関心を持ってもらうために100万本という数を使う。これは誰も数えたわけではない。ユリとかシバサクラのように人が植えたものなら正確な数字が把握できる。しかし、カタクリのような自然にあるものの数字は1㎡で、面積を掛けた数字を100万本と表している。
矢ばなの里の場合1平米に掌物指し、縦横15センチ間隔に1本として40本それが3ヘクタールで計算して120万本=100万本ということが100万本の根拠である。各地の名所も同じようなものだろう。
矢ばなの里のある矢集落を取り囲む里山には何処にでも、どこに行ってもカタクリがある。かたくりの里の範囲を広げれば、1千万本、1億本のカタクリの里が出来ます。100万という数字は100万ドルの夜景と呼ばれるように語呂のいい数字なのでしょう。あまり数字を誇張するのは好きではないのですが、名所と売り出すには、数字を使うのがわかりやすく、説得力があるようです。『かたくり100万本 群生の里山』をキャッチコピーとして使っていきます。
カタクリは1本でも十分魅力のある花のひとつだと思います。写真を撮る方が多い。1輪でも絵になる形と色合いの魅力があるようで、カタクリの写真クローズアップが圧倒的に多い。その辺がカタクリファンのおおい理由でしょう。

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かたくりまつりポスター、

2010年01月19日 | 花まつり
ポスターの印刷が出来上がってきました。
満足のできる出来上がりだと、納得しています。

これからいろんなところにお願いして張って頂きます。
見かけたら感想をお知らせください。
今回は思い切って200部印刷しました。
余ったら祭りのイベントで有償でお譲りします。

今回、第60回全国植樹祭実行委員会より桜の苗木が
いただける事になりました。
今回はソメイヨシノの樹高3mのモノを希望します。
雪で折れた神代曙の間に植える事にします。
胴枯病が発生した正善寺裏山に江戸彼岸系の
紅しだれ桜を植え、山の斜面をしだれ桜で、
しだれ桜は平地より斜面が似合います。
長く垂れる枝の花を見上げるような

写真は山形県南陽市の烏帽子山公園のしだれ桜です。
kのようなロケーションになればいいのですが。

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雪に埋まる、桜の試練

2010年01月18日 | 桜と管理
今回の雪は積雪1.5m、
この雪で4年目を迎えた矢桜公園の桜、
首まで雪に埋もれた状態



枝が雪に埋もれ、折れた枝もあります。
被害が出ました。
これ以上の積雪が無いように祈るばかり

雪に埋もれた枝は、
雪解けで雪が沈んで行くときに
一緒に引き下げられて折れてしまいます。
積もる雪の重みで折れる被害より大きくなります。
昨日は後援を一回りして埋もれた枝を掘り出しました。
すでに折れた枝もあります。

雪の下のかたくりは、こんな心配は要りません。
よそから持ち込んだモノには、
ここの自然の試練が待ち受けていました。

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開花情報

矢ばなの里のカタクリ、桜、アジサイ等の開花情報