【 ここに あるもの いるもの いきものがたり 】 矢ばなの里

「カタクリと生き物3Dの森」桜が教えてくれたカタクリの群生地が広がり、そこにはフクロウムササビといった生き物がいる。

おしい、くやしい、

2017年01月17日 | 桜と管理

矢ばなの里の桜は条件が良かったのでしょう

10年で幹も太く、大きくなりました。

この短期間で大きくなるには大きな落とし穴があるような気がします。

折れた桜は「神大曙」という品種、

ソメイヨシノによく似た品種で、テングス病の耐病性を持った品種です。

矢ばなの里は肥沃な土地で大きいけどひ弱な桜になったようです。

最近のように着雪しやすく重たい雪には弱い桜になったのかも知れません。

ヤマザクラやエドヒガンサクラの方が雪には強いと思います。

折れても、枯れるわけではありません。

また新しい枝を伸ばしてくれることでしょう。

でも惜しいですね。やっと咲くようになったのに・・・・・

 

 

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しだれ桜の仕立て、剪定

2014年11月28日 | 桜と管理

しだれ桜の管理は難しいとよく言われます。

私は若木の内から積極的に剪定お行うことにしています。

芯となる主幹は支柱でまっすぐ伸びるように固定します。

主幹の脇芽から出た枝は、手の届くモノは幹で切り取ります。

新たに延びた枝はしだれます。

延び、しだれた枝の頂点から少し下がった場所で切ります。

写真の☓の位置で切ります。

翌年に切った場所から2、3本の枝が伸びてきます。

下向きに出た枝はすぐに切り取ります。

 

下の写真は切った枝から新しい枝が伸びたしだれ桜です。

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桜の下草刈り

2014年05月30日 | 桜と管理

肩まで延びたしまった草、下枝に使えるほどに延びています。

昨日から下草刈りを行っています。

思えば昨年は一度も刈らなかったのではと反省する。

植えられている品種『神代曙』、花が咲くようになって胴枯れ病を発症

枯れはしませんが痛みが痛々しい木があります。

手当ての方法がわからないので再び樹勢の回復を待つ

または、下から出てきたわき芽が大きく育つのを待つしかないのかもしれない。

桜は何かと手のかかる花木の様です。

何でもそうですが、育てるには愛情が必要、ほったらかしでは良い桜にならない。

今年からはもう少し桜に愛情を注ぐつもりです。

今、『ふくい花の会』ではエドヒガンの実生苗づくり行っています。

園芸品種に混ぜて全体の2割程度を病気に強く、寿命の長いエドヒガンの様な桜を植えることをおすすめしています。

長く桜の名所として残すための一つの方法と考えています。

 

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越前町・丹生高校の桜守

2012年04月06日 | 桜と管理

今日も真冬のような寒さ、温暖化はどうなっているんでしょう?

今日は越前町の」丹生高校まで桜の管理で行ってきました。

越前町には古墳公園があり、桜の名所となっています。

しかし、ここも例外でなくてんぐ巣病が蔓延しています。

丹生高校は古墳公園近くで、

学校への通学路には桜が植えられ、歌にあるような桜坂

最近は、てんぐ巣病が蔓延して花数がめっきり少なく、寂しい

そこで先生と生徒が立ち上がり、桜の勉強とてんぐ巣病の調査を行いました。

これまで見向きもされなかった桜に、関心を持ったことは

大きな希望であり、前進だと感じました。

丹生高校の活動が福井県のモデルとなって、他地区に広がることを願います。

 

        

      

 

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雪と桜

2012年01月18日 | 桜と管理

越前大野、今年の冬の最深積雪は約50cm

それでも矢桜公園では、大きな被害が出ています。

正月前の雪で、写真のように枝が折れてしまった桜が何本かありました。

正月前に降る重たい湿雪で折れたようです。

これらの桜をみて、桜の仕立て方に問題があった様な気がしてきました。

詳しい報告は、後日まとめて報告することにいたします。

 

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ナラ枯れ

2011年08月22日 | 桜と管理

数週間前から気になっていた、

季節はずれの紅葉、ナラ枯れですね。

カタクリの里、周辺はクヌギ林がつづいています。

大野盆地を取り巻く山々も

数年前からナラ枯れが広がっています。

いずれはと、思っていました。

ナラ枯れのカタクリへの影響はわかりませんが

植林、間伐、下刈りなどの森の保全活動を

つづけることが大切です。

矢ばなの里では、9月25日に森づくり活動を予定しています。

当日は一般から森林ボランティアを募集、みんなで森づくりを考える

イベントになればと思います。

 

 

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モンクロシャチホコの発生と駆除

2010年09月02日 | 桜と管理
こんどはモンクロシャチホコの発生です。
アメリカシロヒトリ以上の大食漢で
これからの時期大発生して葉を食べ、
木を丸裸にします。
矢ばなの里のさくら堤に植えてある紅華桜の
一部の木に発生してました。







さっそくディプテレックス乳剤の800倍を
さくら堤全体の散布しました。

散布してしばらくしてから見に行くいっぱい落ちていました。


他にもイラガも居たので一緒に駆除しました。


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胴枯れ病にかかった桜

2010年08月19日 | 桜と管理
春から葉の色が黄ばみ、元気が無かった神代曙・桜、
夏になりすっかり葉が落ちてしまいました。

これから株元から胴吹枝が出るかどうかですが、
これまで枯れたものも含めて、新しい枝が出てきます。
それが台木の江戸彼岸桜の場合もありますが
新しい神代曙の枝もありました。

新しく植えるより、胴吹き枝を育てた方が
早い様な気がしてます。

矢桜公園の神代曙、胴枯れ病の発生が多いです。
平成18年に植えたモノ以外でも出ています。
神代曙の花、綺麗ですがこうも胴枯れ病が出ると
頭を抱えてしまいます。
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アメリカシロヒトリの季節

2010年08月13日 | 桜と管理
桜の葉が茶色く変色している
よく見るとアメリカシロヒトリが発生している。
まだ大量発生とまではいっていないが
何本かの木で発見!!



スミチオン乳剤を発生の場所だけ散布しました。
害虫はこの暑さにもめげていません。
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桜・神代曙の胴枯病

2010年08月05日 | 桜と管理
昨年、多数の神代曙で胴枯病が見つかり
その内の4本が枯れたり折れたりしました。
そのほとんどが、台木または接木からの
胴吹枝が出て、それが成長していますが

今年も新たに胴枯病が見つかりました。
下の写真の3本の写真の一番左の桜がそれです。

写真ではわかりにくいかもしれませんが
葉の色が明らかに緑が薄く黄色ぽっくなっています。


葉もカールしたように丸まっています。
同時に幹にひびが入り、ハッキリと胴枯病の症状が出ます。


現在これを止める有効な方法は無いようです。

やっと咲くようになって残念です。
どこまで広がるのか、心配です。
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開花情報

矢ばなの里のカタクリ、桜、アジサイ等の開花情報