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【 ここに あるもの いるもの いきものがたり 】 矢ばなの里

「カタクリと生き物3Dの森」桜が教えてくれたカタクリの群生地が広がり、そこにはフクロウムササビといった生き物がいる。

新緑とカタクリ

2010年05月06日 | 里山整備
矢ばなの里の里山はすっかり新緑に包まれました。


木々の若葉が森を包むようになると
カタクリは休眠の準備に入ります。


緑色だった葉が黄色に変わり始めました。
もうしばらくすると消える様に無くなります。
来年の春までの10ヶ月、お休みです。
無理をしない、競争することもなく、
10ヶ月地上から姿を隠して、冬を越し
誰も姿を現さない早春に誰より早く生き返ります。
カタクリが消えた森ではいろんな草が茂ってきました。



今年気が付いたことに、ウワズミサクラが数多くあるということです。
小さい桜の花が房状に集まっている、一見桜とは思えない形状ですが桜
さくら堤の八重桜『紅華』も何本かに花を咲かせています。
まだまだ、小さい木で、花見にはあと5,6年はかかるでしょう。



4月2日 開花情報 【少し前進】

2010年04月02日 | 里山整備
今日も天気は相変わらず、はっきりしない天気、
気温も低く、カタクリの開花には厳しいです。

それでも開花に向けて、蕾の色が紫に染まった
モノが増えてきました。
場所はかたくりの里地図の③あたりです。
矢ばなの里では高い場所から咲き始めています。


整備の早かった① ②の場所では
来週の中過ぎにならないと開花は無理かと思います。
開花が遅れている分長く、20日頃までは楽しめると思います。




真冬の寒さ

2010年03月28日 | 里山整備
ここ数日は冬に戻るかのような
雪はちらつくし、真冬の寒さ、
これでカタクリの開花も完全にストップ!!

今朝も晴れこのまま少しでも暖かくなるかと
思いきや昼前から冷たい雨が降り出しました。
その少しの晴れ間を見て、一周して来ました。
開花に向けて蕾は増え、その蕾も充血しています。

これまで来週こそはとの期待が外れてきました。
期待する人間は浅ましいものです。
カタクリのようにジッと時を待つ姿勢を学ぶべきでしょう。
春は必ず来ます。すぐそこに、カタクリも必ず咲きます。




かたくりの新芽でました。

2010年02月28日 | 里山整備
今年初めてのかたくりです。
かたくりの里ではありません。
庭先に出てきた新芽です。
庭はだいぶ前から雪が無く、
このところの暖かさで芽が出てきたのでしょう。

今日は、昨年の暮れに折れて、
かたくりの里に倒れたままになっていた木を片付けました。







雪が残っているほうが、かたくりの芽を痛めないとの考えです。
1時間ほどで片付けは終わりました。
残った枝は雪解けに合わせて始末します。
3月20日のかたくりまつりには
綺麗な形でオープニングを行います。

『カタクリ100万本 郡生の里山』

2010年01月21日 | 里山整備
花の力
花の名所、花を売り出すときはどうしても数を誇張する。桜の名所の説明には必ずといって何本とか、何ヘクタールいう数字があります。ユリとかシバサクラ、花で売り出している名所はかずのきょうそうになる。数字は誰が見てもわかりやすいし、比較しやすいからでしょう。花に限らず、数の力は絶対だ。圧倒する力を数は持っている。
矢ばなの里も数を表に出すことで、矢ばなの里をぜんぜん知らない人に関心を持ってもらうために100万本という数を使う。これは誰も数えたわけではない。ユリとかシバサクラのように人が植えたものなら正確な数字が把握できる。しかし、カタクリのような自然にあるものの数字は1㎡で、面積を掛けた数字を100万本と表している。
矢ばなの里の場合1平米に掌物指し、縦横15センチ間隔に1本として40本それが3ヘクタールで計算して120万本=100万本ということが100万本の根拠である。各地の名所も同じようなものだろう。
矢ばなの里のある矢集落を取り囲む里山には何処にでも、どこに行ってもカタクリがある。かたくりの里の範囲を広げれば、1千万本、1億本のカタクリの里が出来ます。100万という数字は100万ドルの夜景と呼ばれるように語呂のいい数字なのでしょう。あまり数字を誇張するのは好きではないのですが、名所と売り出すには、数字を使うのがわかりやすく、説得力があるようです。『かたくり100万本 群生の里山』をキャッチコピーとして使っていきます。
カタクリは1本でも十分魅力のある花のひとつだと思います。写真を撮る方が多い。1輪でも絵になる形と色合いの魅力があるようで、カタクリの写真クローズアップが圧倒的に多い。その辺がカタクリファンのおおい理由でしょう。


今年の花旅 伊豆河津桜

2010年01月09日 | 里山整備
お正月も終わりました。
webを見ていると桜のニュースが
時々見るようになって来ました。
沖縄のカンヒザクラ(寒緋桜)が、もう満開のようです。
本州で桜といえばソメイヨシノですが、
沖縄でソメイヨシノは咲きません。

2月になれば伊豆半島の河津桜が咲き始めます。
今年、最初の花旅にこの河津桜まつりへ行こうと考えています。
矢ばなの里でも春に10本の河津桜を植えます。
大野では2月に咲くことは無理でしょうが、
染井吉野や神代曙より早く咲くと期待しています。
花は濃いピンクで、染井吉野より高木にならないようです。

また、報告します。

カタクリの里 休憩スペースの紹介

2009年12月05日 | 里山整備
今回の整備で休憩スペースを大幅に増やしました。
それぞれに2~3人用のベンチを設置してあります。


入口の休憩スペースを大幅に増やしました。
祭り、イベント期間中はテントを設置する予定
自然観察会や交流イベントを開催する予定



これまでの自生地の休憩所はそのままですが、
園路のは滑らないよう、歩き易いように枕木の大幅に増やしました。



新しく拡張したコースは、
これまで以上に急斜面なので、
休憩ベンチ、丸太を利用したテーブルをつくりました。


見晴らしの一番良いところは、
晴れていれば日本百名山荒島岳と大野盆地の水田風景が望めます。


今回の整備で一番最後まで掛かった場所、
ここは未整備の自然のままのクヌギ林の中の
カタクリの群落を観察して頂く場所です。


今回の整備で一番標高の高い位置です。
ここから上にもカタクリの群落が広がっています。


朴木の下の休憩スペース、
今回のコースは斜面の中に設けられた道で、
コース造りには苦労しましたが
カタクリが咲けば、見応えのある、
飽きさせないカタクリの里になると思います。


カタクリの里 案内図

2009年12月01日 | 里山整備
拡張工事も終わり、来春の開花を待つばかりとなりました。
カタクリの里 案内図が出来てきました。
春までにパンフレットを作る計画です。



わかりやすいでしょうか?
感想をお聞かせくださいね。

計画路線 ~ 西へ ~

2009年11月29日 | 里山整備
今年、最終整備の園路、
クヌギ林の中へ続く道が
今年最後の園路の整備となります。


荒島岳展望台から少し上ったところから
西方に伸びた道、
未整備の森に入ったところで終わっています。
ここは自然の森のカタクリの様子を見てもらうのが目的です。


整備された森で育つカタクリと
放置された森の中で育つカタクリ

数年後には変化が見れるかもしれません。
そこから里山のあるべき姿が見つかるかも知れません。

将来、もっと西に伸ばせたら、
より豊かな自然が体験できると思っています。

開花情報

矢ばなの里のカタクリ、桜、アジサイ等の開花情報