現代視覚文化研究会「げんしけん」

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極上生徒会 第22話 「極上札戦闘(ごくじょう・ふだ・バトル)」

2005年09月01日 20時57分46秒 | 極上コンテンツ
 今回の第22話は、シリアスな展開は一切皆無の楽しい内容でした。今作で一番に言いたい事は、後半に描かれた【桂 みなも】と【蘭堂 りの】とのカードバトルを通しての「見えないモノに気付かせる事」と「お互いの勝負を超えた友情と楽しさ」の2点も上手に表現し伝わったと思います。しかし、宮神学園って多角経営ですね。学園運営以外で、スポーツクラブ、健康食品販売、不動産、株の運用と幅が広い。そして、今回の物語の重要なファクターでもある「極上生徒会のトレカ」の販売までとは、実際にコナミから販売はされないと思いますが・・・(笑)。カード自体もかなり細かい設定でアニメ劇中では描かれています。さすがは、企画・開発の【みなも】ちゃんですね。例を挙げると【市川 まゆら】×2カードで予算が倍額、【シンディ 真鍋】と車カードで高速移動、遊撃4カードなどが描かれていた。もちろん、【りの】カードはクラスメイトに言われる位に使えませんが・・・ラストでは凄い事になりますよ。このカード自体がかなり強さのバランスが悪いです。レアカードの【奏】会長カードは、どんな攻撃もはね返し、どんな相手でも一回で倒すのに【桂 聖奈】カードに弱いし、【和泉 香】カードと【プッチャン】カードで攻撃力が10倍など、微妙な所はむちゃくちゃに作られています。でも、【聖奈】カードが強いのは、やはり妹である【みなも】ちゃんの意向がかなり反映されています。 しかし、この極上カードも各メンバーの特徴と個性を見事に描いています。【飛田 小百合】は眼鏡カードで戦闘不能、【角元 れいん】はおやつカードで能力半減、【金城 奈々穂】はピロットちゃんカードで攻撃力が著しく低下、後半パートのカードバトルでも【まゆら】と【シンディ】の組み合わせで車が故障して【まゆら】が泣いたり、【れいん】が勉強カードで教科書に埋もれる所、【銀河 久遠】の冷たい眼差しカードで【りの】が凍えたり、【香】の3カードで3人の【香】からバカにされる生意気さも3倍の攻撃などがありましたが、一番に面白くて良かったカード対戦が【りの】が悪運で引いたレア【奏】会長カードと【聖奈】カードですね。【奏】会長の「楽しい事しましょう」と全てを超えた美しい攻撃を【聖奈】カードの「なんちゃって」でリセットする所が表現されて【奏】会長カードが消える場面なんですが、この【奏】会長カードのセリフがかなり笑えます(笑)。バトル自体もカードを各キャラクターに擬人化する事で、直に戦っている雰囲気が出ていて面白かったと思います。結局、バトルは【りの】×5カードで、その場のカードを全て支配し、相手も対応カードも出せない状態で、生徒会全員カードを使用したスペシャル攻撃での大逆転が描かれます。
 また、カードだけではなく、極上の各メンバーがカードで一喜一憂する事も可愛くて良かった。
【りの】と【桜梅 歩】が教室で話しているシーンで、クラスメイトの「つかえない~」の言葉にショックを受けるたり、カードの数値が実際のデータと知って大泣きをする【りの】とか、突然、2人の会話に出て来て【プッチャン】カードとの相性の良さで【りの】に勝ち誇った仕草をしたり、カードの存続を望む【久遠】側にこっそりと後ろに立って、反対側の【奈々穂】たちから裏切り者と言われる【香】などが描かれるが、やはり、遊撃部は外せないです。【れいん】は遊撃で一番能力が低いのが納得いかずに【みなも】に詰め寄ったり、【小百合】は眼鏡カードでの事で言い返せないでオロオロしたり、【奈々穂】に関してはピロットちゃんカードによるイメージダウンを気にしますが、ラストではぬいぐるみに弱いのが知れて、「かわいい~」と言われてショックを受ける【奈々穂】も好きですね。

かみちゅ! 第8回「時の河を超えて」

2005年09月01日 09時32分48秒 | アニメ・映像全般
 今回は、【戦艦大和】の「故郷の呉への想い」と【源さん】の「戦艦大和に乗っていた誇りと思い出が見所だと思います。
 【二宮 健児】が急いで教室を出て行く所から始まります。その姿を見ていて【三枝 祀】が「デートよ」と言う事に、驚きの反応をする【一橋 ゆりえ】が可愛いですが、実は大工の【源さん】と屋根の修理を手伝っていた。しかし、作業中の事故により腰を痛めてしまう。その【源さん】の家で【戦艦大和】の写真と思い出を語るシーンが描かれている。帰りのシーンでの見逃せない場面があります、目上の者と話す事が好きな【健児】に【四条 光恵】の【ゆりえ】に対して気を遣った一言「女の子と話すより?同級生の女子とか」に対する【健児】は「流行とか分からないから相手も楽しくない」と返答する事に【ゆりえ】が「そんな事はないと思うよ・・・」と言う所が表現されますが、この作品の登場人物の<恋心>と<友情>がよく描かれた場面だと思います。また【健児】も自然と【一橋さん】と言っている所も細かいですが良い感じに描いていますね。本編の方では【三つ葉丸】との出会い「戦艦大和を故郷に帰して欲しいとのお願い」を受ける。次に、モノノケの【ワカメ】ちゃんの海藻電話で海底に沈んだ【戦艦大和】と話をします。その中で「故郷に帰りたい気持ちはあるが、ボロボロの姿でははずかしくて帰れない・・・」と言うが【三つ葉丸】と【ゆりえ】の説得により帰る事を決めます。
 【ゆりえ】は【八島様】のアドバイス「心の同調して魂を助ける」に受けて【戦艦大和】を知る為の勉強をみんなで開始します。全長を測ったり、乗員数、資料にない気持ちの部分など、あの【内閣総理大臣】の力まで借りますが、政府の機密資料って中学生の【ゆりえ】が見て理解出来たら凄いと思いますね(笑)。この場面では相当【ゆりえ】ちゃんは【戦艦大和】が「ラムネ」を作っていた事に対して興味があったと思います。身近な「ラムネ」の響き【ゆりえ】ちゃんならば分かる気がしますけど(笑)。その事を聞いた半信半疑の【光恵】も可愛いですよ。【ゆりえ】と【三つ葉丸】は【戦艦大和】に会う為に沖縄の海に向います。そして、【ゆりえ】の神様パワーで【戦艦大和】と浮上させます。この場面でも見て置くべき所が多いと思いますね。物語としては、故郷に帰還する前に【源さん】と【健児】に【戦艦大和】の雄姿を見せる事と【戦艦大和】の登場シーンをかなりカッコ良く演出している事はこの劇中最大の見所だと思います。サクラ系のモノノケたちによる満開の桜の花びら満開の帰還シーンと「大和、帰還します!」と言うセリフはかなり印象深くてカッコ良いと感じました。もう一つは【戦艦大和】と同調しているので、【健児】の事が好きと言われて、顔を真っ赤にした【ゆりえ】ちゃんが「それは、機密事項だよ~」と言う所も女の子っぽい演出で好きですね。それと、やはりラストの【健児】と【ゆりえ】とのやり取りを見て、【源さん】から「お前ら、デキているのか?」と言われて、あっさり【健児】に「ただの友達だよ」と否定されて、また顔をまっ赤にして涙を浮べ【ゆりえ】はショックを受けるが、その姿を見ていた【光恵】「小型艦ゆりえ、現状を報告せよ。」【祀】「深く静かに、沈没中・・・オーバー」と言った2人のセリフがあまりフォローにもなってなくて笑えました(笑)。