現代視覚文化研究会「げんしけん」

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ふたりはプリキュアマックスハート 第29話 「ウソマジホント?ポルンの子守り大作戦!」

2005年09月11日 23時22分06秒 | アニメ・映像全般
 今回は、【ポルン】と【ルルン】の引き離してはいけないお互いの関係をアニメ劇中に出て来た【アリサ】ちゃんと兄との兄妹関係を通して、強調しつつ描きながらお互いの「大切な絆」と「存在」を表現した大変に意義のあるアニメだと感じました。内容的にも【ルルン】と【ルミナス】が同調し合って新たな力への覚醒も表現されていた。最近【キュアブラック】と【キュアホワイト】の2人が「スパーリングブレス」でパワーアップしたので、若干、戦う事に関しては【ルミナス】の出番も少ないと感じていたので、何かで彼女もパワーアップするだろうと思っていました。それで前回のおばけ騒動での【ルルン】の登場がありましたので、これは【ルミナス】が強くなる事を確信しました。後半の闇の住人【ウラガノス】と【ザケンナー】との戦いの場面で、【ザケンナー】の光線攻撃が【ルミナス】と【ルルン】に向って、爆風で飛ばされベンチに身体を打ち付けて【ウラガノス】に捕まる状況で、【ルルン】が【ポルン】と【ルミナス】の危機を感じて、感情の高まりにより【ルルン】の首にしている球体が光を放ち、【ルミナス】とシンクロして【ルミナス】自身も光を放って【ウラガノス】から逃れる場面が描かれています。まだどんな力かは謎の部分が多いですが、きっとそれは光を放った【ルミナス】も分からないと思います。劇中ではかなり不安そうな表情していた所を観るとそう感じ取れます。
 劇中でも観るべき所や面白い所が多くて、飽きる事なく観れるのもこのアニメの特徴ですね。
あの闇の住人3人の会話シーンって、いつも面白いと思います。【サーキュラス】と【ビブリス】が真面目に【プリキュア】への対策を話しているのに、2人の話を聞いていない【ウラガノス】が笑えますね。「新しい仲間はどこだー」とか「小さくて、デカイやつ・・・」って、あのセリフ、なぜか笑えますね(笑)。それと今回は【美墨 なぎさ】の何気ない所が可愛かったですね。【なぎさ】のたこ焼きを美味しそうに食べている所、自室のテーブルで寝ている所、食べている幸せそうな表情と寝顔が可愛いですね(萌)。その【なぎさ】の可愛さに負けていなかったのが、あの【アリサ】ちゃんですね。無くした「クマのぬいぐるみ」をお兄ちゃんが探している間、【九条 ひかり】が面倒を看る展開なのですが、お兄ちゃんと離れるのが嫌で寂しがったり、【ひかり】がジュースを持って来ても元気なく泣いてしまいますが、【ウラガノス】を撃破した後に、お兄ちゃんが「クマのぬいぐるみ」を持って来ると表情が明るくなり笑顔になりますが、その【アリサ】ちゃんの表情がとても可愛いですよ(萌)。【アリサ】の描きに関しては全体的に「感情」の部分での表現が上手かったですね。居なくて寂しい感じが観ていて伝わりましたし、再会後の笑顔などの表情の描き分けも凄く良かったので可愛く観る事ができました。
 それと、今作での印象深いのは【なぎさ】の部屋で大泣きする【ルルン】が【シークン】との出会いで泣き止むシーンですね。何かお互いに感じるモノがあるといった場面でした。ラストでの【雪城 ほのか】の【アリサ】と兄を見送るシーンでのセリフ「世界で一番、頼りになる存在」が、この作品で伝えたい事が詰っていると思います。それは【なぎさ】と【ひかり】にも当てはまる良いセリフですね。

苺ましまろ 第7話 「海水浴」

2005年09月11日 04時49分18秒 | アニメ・映像全般
 今回は、5人の水着姿がメインで可愛いとは思いますが、展開的に夏休みの初日から最終日までの時間経過をこの「第7話 海水浴」の一話に凝縮した感じで描いた為に、若干ですが全体的に中途半端な印象を受けました。放映回数の関係上もありますが、時間内で5人の個性と魅力もあるキャラクターを表現する難しさを感じます。今作では、前半Aパートは海へ行く前フリで、後半Bパートは実際に海に遊びに行く所を描いていますが、前半から海に行っても良かったと感じております。その方が「5人の水着」のメインな部分をもっと観る事ができたと思います。それと、夏休みと海の重要なファクターをもっと盛り上げる演出が欲しかった。劇中でも、田舎に遊びに行ったり、軽井沢の別荘、宿題、学校のプールなどの描きはありましたが、前半で各キャラクターの夏休みの予定で使ってしまった為に、後半の海で遊ぶ場面でのみんなの描きに関する部分では区切り過ぎて、キャラクター自体の魅力を惹き出せなかったと感じています。欲を言えば、海で遊んで帰って来た後の5人の「日焼け姿」も表現して良かったし、みんなのまっ黒に日焼けした姿も可愛いと思いますね。この『苺ましまろ』は何も考える事なく頭を空っぽにして観る事ができる作品なだけに、登場する5人全員の可愛い魅力(仕草・表情)を最大限に惹き出す工夫をしないといけないアニメだと改めて感じます。
 今作の全体的な部分では【松岡 美羽】(以下、みっちゃん)のハンディカメラでの人間観察(伊藤姉妹の観察日記)という夏休みの自由研究と【アナ・コッポラ】がかなりの日本通な女の子だという所を描いていた。もちろん、後半の5人の水着姿に関しても後で書きたい。やはり、今回も【みっちゃん】は凄いの一言ですね(笑)。前半では、夜に【伊藤 千佳】の部屋に入って来て【千佳】ちゃんの寝相をビデオで撮っている場面ですね・・・あれは不法侵入かな?しかも【千佳】のパジャマに2体のぬいぐるみを入れて「千佳ボイン」を完成させるし、学校のプールに行くシーンではビデオのズーム機能で曲がって来る車が近くに見えて、道路わきの壁にぶつかり、間一髪だった表情をしたりする【みっちゃん】が可愛かった。【桜木 茉莉】と【アナ】ちゃんの田舎のお土産話を一生懸命に話す【茉莉】ちゃんと軽井沢の別荘からのビデオレター内で着ていたフリフリ衣装の【アナ】ちゃんも可愛いです。特に【アナ】ちゃんのビデオ内で英語を話す事に満足気な表情が彼女らしさが出ていたし、そのビデオレター後の【アナ】ちゃんの和食を食べている映像に動揺する所も笑えました。「その昆布巻きを・・・」ってセリフが良かった。今回の【アナ】ちゃんはかなり日本の事が詳しい女の子であると描いています。カミナリが鳴ったら「おへそを隠す」とか「日本のことわざ」なども劇中内では披露していました。金髪美少女【アナ】ちゃんはお婆ちゃんの知恵袋並みですね(笑)。【茉莉】ちゃんとの「おへそが取られる」と2人でおへそを隠している姿が微笑ましい。
 そして、後半ではみんなの水着姿が描かれています。【千佳】ちゃんと【茉莉】ちゃんの2人はスクール水着。【みっちゃん】は赤地に白の水玉、フリル付きのセパレート。【アナ】ちゃんは緑、白、赤のセパレートと緑のパンツ。【伸恵】は白地に黒のストライプのビキニで音符がワンポイント。うーん、みんな可愛いですね。ぽっこりオナカの【みっちゃん】もイイし、【アナ】ちゃんの活発的な感じも良いし、スクール水着の【茉莉】ちゃんと【千佳】ちゃんも可愛いので迷いますね(萌)。この海の場面でも【みっちゃん】の傍若無人さは休む事を知りません。【伸恵】の水着を取り上げて上半身があらわになったり、罰として砂浜に顔を出している状態でも「ノーボインシスターズ」と言ってり、【千佳】ちゃんのすいか割りのナビゲートをしているのに焼きとうもろこしを買わせようとしたり、一生懸命に泳いでいる【茉莉】ちゃんの頭を押えたりと恐るべしなイタズラ娘を発揮していますが、【伸恵】に手を引いて貰って泳いでいる場面で気が付いたら一人で泳いでいるシーンでの「あれ?お姉ちゃんは?」ってセリフは誰かのモノマネなのかな?気になりますね。それと海の夕日シーンの【茉莉】ちゃんと【アナ】ちゃんの会話シーンで「土用波を語る」所の海を見つめてる【アナ】ちゃんの横顔がホッとする可愛らしさがありました。
 ラストは【みっちゃん】の自由研究「美羽ちゃんの総合ニュース」です。となりのお姉ちゃんが禁煙でイタリアに旅立ったとか、泣き虫な友達は田舎で河童と仲良し、英語の話せないイギリス人は別荘で名探偵ごっこ、キャラの薄い友達はロマンとお宝とバストアップを目指して大海原にと内容はめちゃくちゃなのに銀賞を貰っているとは・・・やはり、【千佳】ちゃんの写真で金賞だったかもね(笑)。