現代視覚文化研究会「げんしけん」

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つよきす Cool×Sweet 「よろしくッ! 近衛素奈緒です!」

2006年07月09日 00時03分34秒 | アニメ・映像全般
 新作アニメ『つよきす Cool×Sweet』の第1話を観させて頂きました。今回は【近衛 素奈緒】と【対馬 レオ】との「ダイコン」の出会い。そして【素奈緒】の目の前に立ちはだかる「姫」こと生徒会長【霧夜 エリカ】との戦いの日々が描かれている。
 一人の女剣士【素奈緒】が邪悪なる王女【エリカ】に立ち向かう。剣と魔法の世界・・・。そこに、舞台の終わりを告げるベルが鳴る。幕が下りて来るのを必死に止める。しかし、聞えるのは時計が発するデジタルな音。
 朝。7:52。ベッド上で【素奈緒】が目を覚ます。妹【近衛 ほのか】の起床を促す声が聞える。【素奈緒】の部屋にはダンボール箱がたくさんあった。まだ引っ越しをして間もない感じがする。1つの箱の中に手紙らしきものが入っていた。慌しく朝の仕度をする【素奈緒】とは対照的にしっかりとした印象を受けるのが【ほのか】。両親はお仕事が忙しくバスタオル姿の【素奈緒】と【ほのか】の2人で頑張るのだった。
 『私立 竜鳴館』。何とか遅刻にならずにすんだ。校門の前では風紀委員に所属し『鉄の風紀委員』と恐れられている【鉄 乙女】。言い合いをしている【蟹沢 きぬ】と【椰子 なごみ】。学園の生徒会長【霧夜 エリカ】。英語担当教師【大江山 祈】とオウムの【土永さん】などの個性的な人々との出会いがあった。特に【きぬ】と【なごみ】が良かった。【きぬ】の頬をつねられる所は可愛い。【なごみ】の方が後輩なのですね(笑)。その2人の間に【素奈緒】が入る。正義感の強い女の子。そこでチャイム鳴る。『遅刻はダメ!!!』と走る【素奈緒】だった。
 教室。前に出て自己紹介をしている。転校初日にあまりのハッキリとして、元気のある【素奈緒】にクラスメイトたちは驚いていた。一瞬引き気味だったかもしれない。物怖じしないのも【素奈緒】の魅力。昼食。【ツインテール食用】なるピーナッツバターパンを食べる。牛乳を飲み再び気合いが入る。隣の席に座っているクラスメイト【浅田 静香】に話しかける。【素奈緒】は演劇部の部室が知りたいらしい。【素奈緒】は演劇の良さを語るが目の前の【浅田】さんの名前はまだ分からなかった。【浅田】さんから『竜鳴館』には演劇部がないと教えて貰うと、【素奈緒】は白くなり、砕け散り、泣き崩れた・・・だが、その立ち直りも早い。『無いなら、あたしが作る』と拳を握り締めていた。【浅田】さんから部活に関しては生徒会に申請する事を聞き、その生徒会に向う事にするが・・・。学校内は広く迷ってしまう。そこで「フカヒレ」こと【鮫氷 新一】と【伊達 スバル】とも廊下で会う事になる。【新一】のシャークアイで【素奈緒】を分析したり、求愛を求めるが全く相手にされなかった。【スバル】に生徒会室の場所を教えて貰う。
 竜宮殿。そこには【霧夜 エリカ】が居るのだった。中では【佐藤 良美】(よっぴー)紅茶を入れていた。【エリカ】と【良美】が机の上で百合らしく戯れていると【素奈緒】が入って来る。【素奈緒】は【エリカ】の前で、演劇の面白さと楽しさを熱意を込めて語る。頭を下げて許可を貰おうとするが、【エリカ】の答えは『ダメ』だった。【エリカ】は【素奈緒】に興味を持ったのかもしれない。わざと【素奈緒】に対して挑発しているようにも見えた。そこで、1つの条件を出す。演劇の面白さを【エリカ】に示す事だった。時間は放課後。場所は竜鳴館の講堂。果たして、【素奈緒】は【エリカ】に認めさす事ができるだろうか?【エリカ】の気まぐれと意地悪さが【素奈緒】の闘志に火をつけるのだった。『負けるもんか、絶対、弱音ははかないって、あの時から決めたんだから』と歩き出す。幼い頃の思い出に関係しているようだ。選んだ演目は、シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」。本を読み真剣に取り組む【素奈緒】。【エリカ】に負けられない気持ちが伝わった。
 講堂。照明、衣装、舞台セットなど、何か何までの豪華さに驚いていた。これは【エリカ】からの挑戦状と言っても過言ではなかった。【素奈緒】には緊張感が襲う。『あの時と同じ・・・』と思い出す。幼い頃の学芸会(お遊戯会)でのある事がトラウマになっていた。みんなの視線に緊張し、セリフが出て来ない・・・泣きそうになる。お芝居が嫌になりかけた時だった。そこで、舞台に立っていた木の役の少年が『大丈夫だよ』と背中を押してくれた。幼き【素奈緒】はその一言で安心し、セリフが出て来た。舞台自体は成功したが・・・その少年に言われた『ダイコン』発言が今でも【素奈緒】のトラウマだった。
 幕が上がり、演劇部の設立を賭けた上演が始まる。一人二役。舞台を徐々に支配し始める。後ろの席では【浅田】さんも見ていた。講堂に一人の男子生徒が入って来る。この男子こそ【対馬 レオ】だった。【エリカ】の生徒会長の判子を貰いに来た。【素奈緒】もその名前に聞き覚えあり、セリフを間違える。その声のする方向を見る。【レオ】もその視線に気づく。『対馬・・・対馬・・・対馬、レオ・・・』と記憶が甦る。あの少年と目の前の男子が重なる。【素奈緒】は舞台の上にいる事を忘れて、前のめりになりセットごと落下してしまう。【レオ】が下になり【素奈緒】を助けた。【レオ】は初めは【素奈緒】を見ても忘れていたが「ツインテール」と「ダイコン」で思い出す。いきなりのビンタ。彼女は涙をためていた。必死に堪えている【素奈緒】だった。
 一人で壊したセットの後片付けをしていた。結局、演劇部の話はなくなってしまう。『演劇部なんか・・・無くたって・・・』と強がりを言うが、泣きそうになっていた。自分に対して悔しかったと思う。できなかった自分に対しての悔しさも感じ取れた。そこに【浅田】さんが声をかけて来る。すぐに笑顔で振り向く【素奈緒】。【浅田】さんは【素奈緒】の演劇をする姿に感動していた。【素奈緒】の理解者として、一人のファンとして、友達ができた瞬間でもあった。『ありがとう・・・ありがとう・・・』と抱きつく。【浅田】さんの言葉は【素奈緒】の心に届いた。その気持ちは感情を抑える事ができなかった・・・泣いてしまった。【浅田】さんも【素奈緒】を抱きしめるのだった。
 その頃、生徒会室では【エリカ】が【素奈緒】に対して「面白くなりそう」と何かを企んでいた。【レオ】は、【素奈緒】にビンタされた理由は分かっていない様子だった。やはり【きぬ】と【なごみ】は仲が良いと思えた。最後の【鉄 乙女】の拳法部で鍛えた蹴りなど、多くの蝋燭相手の武術の形も良かった。これが予告なのか(笑)。


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6 コメント

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つよきす (イサーク)
2006-07-09 01:56:56
原作をプレイした身としてはやっぱり納得いかない面が多いのですが原作やってない人ならいいかもしれませんね。



 原作やった人間ですが素奈緒のバスタオルが落ちたところには(*´д`*)ハァハァ
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Unknown (KATSU)
2006-07-09 03:12:49
原作をやってない身としては、けっこう楽しんで観てます。

それにしてもあの次回予告は・・・何だったのでしょうかw

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コメント、ありがとうございます! (斑目 晴信)
2006-07-09 08:15:54
 イサークさん、いつもありがとうございます!

私は原作の方はプレイしていませんが、第1話を

通して観させて頂いてみると、原作ファンの方が

アンチテーゼ的な意見を述べるのも理解はできます。

アニメ作品として観ると、【木村 真一郎】監督の

良さが出ていると思います。



 KATSUさん、いつもお世話になっております!

原作を知らないのは、ある意味強みだと思います。

先入観がなくなり、アニメ作品そのものを楽しめる

からです。

 確かに、あの予告はいったい何だったでしょうか?

予告アニメの革新的な作品になるかもしれない(笑)
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Unknown (うはwww)
2006-07-09 23:43:39
原作俺今やってるんだけどさぁ。確かアニメの監督がつよきす未プレイなんだよねwwww暇があったらアニメも見ようかな
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これからこれから (カンナバーレ)
2006-07-10 08:15:47
あの予告は、、、まぁ予告でしょうw



私はPC,PS2,ドラマCD,ファンブック等で先入観たっぷりなので、やはり配役に???な部分が目立ちます。

レオもちょっとアガッてた素奈緒に対して幼いながら「ダイコン」も???。

地元に再転校という設定も???。



それでも期待して今夜も見てしまいそう(´д` )
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コメント、ありがとうございます! (斑目 晴信)
2006-07-11 00:15:54
 うはwwwさん、コメントありがとうございます!

原作をプレイ中ですか。やりたいですね。

まあ、監督が原作を知らないのは、よくある話です。

その方が都合が良いのです。私ならこう作るって

感じの勢いはあまり必要ないらしいですね。



 カンナバーレさん、お世話になっております!

そうですね。【素奈緒】が主人公になり、転校生、

新キャラをプラスしてあるアニメ版ですからね。

かなりの設定変更を余儀無くされております。

私も、今後に期待して観たいと思います。
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