現代視覚文化研究会「げんしけん」

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ひまわりっ! 其の七 無駄な殺生いたしませぬ

2006年05月23日 08時29分55秒 | アニメ・映像全般
 【ひまわり】たちは、水と食料の見つけ方の実戦。いわゆるサバイバル授業を受けていた。【ひまわり】は腕によりをかけて【ハヤト】に山の恵みをご馳走する気満々の様子。究極VS至高って・・・(笑)。【ヒメジ】は森の鳥類をマシンガンで【ハヤト】ごと打ち抜こうとする。【ゆすら】の【モモ太】は食べられるキノコを取って来る。その光景を見た【シメジ】は羨ましいようで『賢いペットが欲しい』と言うが、大きくて、強くて、カッコイイのが良いらしい。
 【ハヤト】が抜け出し山道を文句を言いながら歩いていると木の根に引っ掛かりこけてしまう。【ハヤト】が頭をぶつけた岩には「封」の文字があった。割れた岩。地面も裂ける。【ハヤト】は慌てて逃げ出した。その頃【ヒメジ】はマシンガンで果物を取っていた。そこに突然の地響き。ふと見ると何かの遺跡か?石柱の中央に隠し階段が現れる。【ヒメジ】は当然ながら階段を降りて行く。聞える不気味な声と2つの光。その階段で転びそうになった【ヒメジ】を救ったのが「大きな手」だった。
 夜。【ハヤト】は厠に起きる。窓から見えるのは、月夜を背景に見えたのは巨大な・・・怪獣なのか?翌日、たくさん食べる【ヒメジ】の姿があった。空になった食器が物語る。【ひまわり】【しきみ】【ゆすら】は驚いていた。【ハヤト】は昨夜の事を教師との職員会議で話していたが誰も信じて貰えなかった。【ひまわり】に、それなく昨夜の事を聞いてみたりもしたが、信じて貰えないとトボトボと歩いて行ってしまう。すると、情報集めの得意な【あざみ】がその事を聞いて【ひまわり】たちに話す。【ヒメジ】の態度が明らかにおかしかった。【ひまわり】は【ハヤト】がかわいそうだと、その怪獣の一件を証明してみせると言う。
 夜。その怪獣を見つけようと木の上にいる【ひまわり】。あくびをしながら待ちぼうけかと思われた時だった。【ヒメジ】の姿を見る。誰にも見つからないように行動しているようだ。【ヒメジ】が向った先は、あの石柱の場所。『カクノシン・・・カクノシン』と名を呼ぶ【ヒメジ】。返事のように聞える唸り声。【ヒメジ】が持っていた2つの袋は「カクノシン」への食べ物だった。「カクノシン」は一人で食べていると【ヒメジ】にも食べるようと大きな手を差し出すし促すが【ヒメジ】は首を横に振る。【ヒメジ】はとても嬉しそうだ。長くて、デッカイ角が凛々しくて、チャーミングらしい。【ヒメジ】は自分の腰に巻いてあったリボンを「カクノシン」の3本ある角の中央に撒いて上げるのだった。
 朝。【ひまわり】は【ハヤト】との夢を見ながら悶えていた。そんな【ひまわり】を見ている【しきみ】と【ゆすら】。夢の内容は「もんじゃバイキング」を食べに行っているらしい(笑)。そこに【あざみ】が『大変っ!大変っ!もんじゃ屋が何者かに壊されたって』と急ぎ知らせに来る。確かに「もんじゃ屋」はボロボロになっていた。人間の力ではない・・・【ハヤト】が言っていた怪獣の現実味・・・米澤くんの大切な保存食「キュウリのお漬物」の山が一晩でなくなった・・・。
 昨日の夜に山の方へ行った【ヒメジ】に聞くと慌てている。『わらわは何も見てないありんす!かっかっ・・・怪獣なんて知らないでありんす』と言う。もちろん、この事は【はつがしら校長】の耳にも入る。鎧を着込んだ教師たちが山狩りをする。その事を聞いた【ヒメジ】は「カクノシン」が心配になり飛び出して行く。
 【ヒメジ】は「カクノシン」に問い掛ける。もんじゃ屋を破壊する訳がない良い子だと・・・信じていると・・・。でも、今は信じて貰えない事も承知していた。「カクノシン」に山を下りるように言う。【ハヤト】たちは山狩りよりも【ヒメジ】の事が心配で探していた。ここで【ハヤト】を狙う【謎のお頭】と【わび助とさび助】の3人組。またしても失敗だった。まさか、3人が立っている下から「かくのしん」が出て来るとは・・・。【ヒメジ】は一緒に山を下りてしまうのか?【ヒメジ】を呼ぶ【ひまわり】の声。【ヒメジ】を森の暗闇に「カクノシン」を隠す。【ハヤト】は怪獣に食べられたと思い、【あざみ】は推理していた「カクノシン」が【ヒメジ】の恋人で逢引をしていると、【しきみ】の【あざみ】に対するツッコミ『情報じゃなくて推理・・・』あきれていた。
 【モモ太】が走り出す。【ヒメジ】の気配を感じ取った。【ヒメジ】は『怪獣を探していたでありんす』と焦りながら答える。「カクノシン」を隠した方角とは別の方角に行かせようとしていた。その時【ヒメジ】の背後に大きな赤い影が・・・「カクノシン」?違う・・・。明らかに「カクノシン」ではなかった。【ひまわり】は【ハヤト】を助け、手裏剣などの飛び道具で応戦するが歯が立たない。その時【ヒメジ】も確信した「もんじゃ屋」を破壊したのが「カクノシン」ではない事に。【ひまわり】たちは、その破壊力と装甲に逃げるしかなかった。この状況を見ていた【やつがしら校長】と【ちょろぎ先生】『やはり、恐れていた通り。あれは巨人兵。』【ちょろぎ先生】が結界をはる準備をする。【ひまわり】たちは旧校舎へ向う。【やつがしら校長】が結界を完成させる。しかし、それも短い時間しか稼げない。反魂の人造生物。大戦時に産み出された不死の伝説の兵。封印の石が割られた事。【ハヤト】は思い出していた。【ハヤト】自身が割ってしまった事を・・・しかし、事態は一刻を争っていた。【ハヤト】を責めている時間もない。皆(特に、校長)が旧校舎に居たのは、再び封印する為の「書物」を見つける為だった。【ハヤト】は廊下を見ると場違いな【つきよ姫】が膳で食事を取っていた。『今宵の味噌汁の具は「ナス」・・・』と告げる。【ひまわり】たちは必死に書物を探していた。【ハヤト】に声掛けをする【ひまわり】だったが【ハヤト】と【ヒメジ】は「巨人兵」に立ち向かっていた。
 結界はやぶられた。【ヒメジ】がマシンガンで応戦するが結果は見えていた。しかも、足をくじいてしまう。弾丸も切れた。【ヒメジ】に悪意に満ちた大きな手が振り下ろされる。その時「カクノシン」の角に巻かれたリボンから鈴が落ちた。「なす2号」では【ヒメジ】を助ける事しかできなかった。
 「巨人兵」の更なる攻撃が【ヒメジ】へ。【つきよ姫】『来る!』と言う。「カクノシン」が空を駆けて【ヒメジ】の前に現れた。【ひまわり】が見つけた「書物」には、反魂の赤と青の戦いが記されていた。攻撃を受け続ける「カクノシン」に涙で訴える【ヒメジ】。【やつがしら校長】は「書物」に書かれている、全てを無に帰す呪文を探していた。その時「巨人兵」の胸のハッチが開き砲台が「カクノシン」の狙う。その時を狙っていたのは「カクノシン」の方だった。特攻する。その時、手から鈴が落ちた。「カクノシン」の青い瞳には、泣いている【ヒメジ】の姿が映っていた。崖の下に「巨人兵」と落ちて行く。そして・・・消えた。
 朝日が昇る。崖の下を見ると一面の花畑が広がっていた。【ひまわり】も気づく。

 『うん?あそこ・・・お花畑なんてありましたっけ?』

 『カクノシン、さらばでありんす・・・』

【ヒメジ】の顔が少し赤くなっていた。


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