







信奈の実力を見抜いた斎藤道三の息子・義龍が謀反。美濃三人衆も寝返り道三と明智光秀は戦場にて孤立を深めて行く。それでも信奈は援軍を出さない。そこには今川義元の影がある。今、尾張は強大な今川家に狙われている。信奈はわかっている。助けに入りたい、、、信奈は涙を流す。苦しみ。本心。私が好きになった人はすぐに死んじゃうと・・・。信奈は戦国武将であると同時に一人の女の子でもあるのだ。良晴もそんな信奈を理解している。
そこへ北近江の大名・浅井長政が政略結婚を持ちかけて来る。信奈は結婚を申し込まれ取り乱す。同盟。これが戦国の世の女の子の生き方なのかもしれない。だが、信奈は違っていた。自分で選び、自分で好きになった人とする。この政略結婚が破談すれば斎藤道三は死に、今川家に滅ぼされるかもしれない。女は天下取りの道具ではないのだ。結婚の返答は破談する。信奈には良晴、勝家、長秀、犬千代がいる。
明智光秀が現れ、道三の息女である帰蝶を連れた光秀から書状を渡された。そこには死を覚悟した道三の覚悟が書かれていた。良晴は信奈の為に動く。決死隊として蜂須賀五右衛門らと道三の救出に向います。道三の意思。お互いに譲れないものがある。道三は言う。信奈の夢を共有出来るのは未来から来たお前しかいないと・・・。義龍に追われて絶体絶命になる良晴と五右衛門たち。無事に尾張まで来るとそこに信奈の援軍がやって来た!信奈は止まらない。良晴の為に泣いていた・・・。そして、今川軍2万5千の兵が尾張に侵攻して来るのだった。