現代視覚文化研究会「げんしけん」

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みかんとむっちーの桜舞い散る想い出とある夏の出来事。

2007年02月12日 23時20分30秒 | アニメ・映像全般
 季節は夏。テスト期間中の聖櫻学園。試験が終われば待ちに待った夏休みです。そして、学園祭。【芽生】の制作したサイトも評判になり、興味を持ち出し、生徒みんなが自由に考えを出し合い、自由に参加できるものへと、具体的な形が見えて来た。前向きな生徒たちの姿に【しもじー】も【桜園長】も見守るのだった。そんな中で【みかん】はふと思い出す。【むっちー】のソフトボールの県大会。学園祭と期末試験の忙しい日々に身近にいる友達の事に気づいてあげられない自分を見つけるのだった。【むっちー】自身の痛恨のエラーで敗退した事を知る【みかん】は、ある行動に出る。
 2034年。入学式。人にぶつかり倒れ泣いていた【みかん】にさしのべられた手。それが【むっちー】との出逢い。一年B組。同じクラスにもなった。満開の桜の中での想い出と雨の音に消された記憶。【むっちー】の家に試験勉強の名目で【みかん】が訪れる。【むっちー】はやんちゃな弟たちに苦労していた。面倒見はかなり良いお姉さんなのだ。とても賑やかな【むっちー】の家。さすがに勉強になりませんね(笑)。【みかん】と【むっちー】は、試験前夜に夜の街にとび出す。趣味の合わない2人だけど、なぜか気持ちは通じ合えた。笑顔もあり、2人でいるとなぜか楽しかった。2人だけの時間が流れる。カフェオレにドーナッツ。カラオケをし、プリクラを撮り、楽しい時間を過す。2人で夜通し話をした。今だけは、学園祭の事ではなく、【みかん】の事、【むっちー】の事、自分たちの話をしませんか?
 雨の日。【みかん】は生徒会室で一人で泣いていた。そこに【むっちー】が入って来る。『わたし、一人になっちゃた・・・』。一人だけの生徒会。寂しかった。見るとずぶ濡れの【むっちー】。生徒会に他の生徒を誘ってくれていた。そんな【むっちー】の優しさに抱きつき、大声をあげて涙する。いつも支えてくれる【むっちー】。泣き虫な【みかん】を優しく抱きしめた。
 試験も終わり【まなび】たちは【しもじー】のカンパでお疲れ様会へ。いつも【みかん】にさしのべてくれる温かい手。そこには、いつもの笑顔がある。そのつないだ手を離す事はないだろう。【みかん】もその幸せを感じ取っていた。

 『でも・・・私は、今ハッピーです!』