現代視覚文化研究会「げんしけん」

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陰からマモル! 第6話 「転校生はドキドキ美少女」

2006年02月14日 20時02分00秒 | アニメ・映像全般
 第6話のストーリーは「美少女転校生【雲隠 ホタル】は転入早々【マモル】に恋する想いを告げるが・・・。驚きを隠せない【ゆうな】達。【マモル】は交際を断ろうとするが、突然見知らぬ忍者【雷十郎】に襲われてしまい・・・。」という展開をする。
 やはり良かったのが、【ホタル】から【マモル】に突然の告白する場面です。【ゆうな】【愛里】【椿】【山芽】の4人それぞれの反応が面白かった。【ゆうな】だと知恵熱を出してしまう位に悩み寝込んでしまい、学校まで休んでしまう。「マモ君、きっともう、ホタルちゃんに返事しちゃったよねぇ」と【ゆうな】は【マモル】との写真を見ながら言う場面も印象的だった。第5話でもそうでしたが【ゆうな】の中で、どんどん【マモル】って存在が恋する対象になっているのが理解できる。【愛里】になると【マモル】から【ホタル】に告白の返事をしようと呼び出そうとする場面では、何度も【マモル】に授業に使う教材を借りに来たふりをして邪魔をします。【愛里】にとっては、借りる道具など関係ないのが分かる。【マモル】に返事をさせたくないという気持ちだけで行動している。最後は勢いで自分から転んでしまう【愛里】の言葉「アホルの・・・バカ・・・」に彼女の気持ちが込められている。そして、【椿】と【山芽】は2人で罠を仕掛ける事を話していた。【椿】はのる気ではないらしい。特に【山芽】が【マモル】と両親たちのやり取りを盗聴しているのが笑えた。【山芽】の魅力は【マモル】を好きと素直に言える事です。【椿】は態度をハッキリとはしていないですが【山芽】に【マモル】が同じく好きだと言われて顔をまっ赤にするので好意以上の感情は持っていると思われるし、今回では、【ホタル】の告白に焦る【山芽】だが、【椿】は【マモル】は告白を受けないと言う。「どうしてもだ・・・」と静かに目を閉じる【椿】も良かった。【マモル】に断って欲しいと希望を込めた発言だった。それと【ホタル】は、この中では正統派の美少女キャラだと個人的には思っております。初めの【マモル】を襲う【雷十郎】率いる「雲隠」忍者軍団との戦いでは、兄のピンチに現れた女忍者が【ホタル】なんですが、結局、【マモル】を狙った理由は「甲賀」と「伊賀」の大運動会での因縁が原因だった。【マモル】も呆れるのも分かる(笑)。しかも、一万人参加の対抗リレーも笑えるが【ホタル】を「あ!UFO」でだましたのは【山芽】だし・・・。そのくだらなさもこの作品の大いなる魅力ですね。
 心がアツくなった場面だと【マモル】が【ホタル】の告白を断った後です。断る理由を聞きたいと泣く【ホタル】に慌てて【ゆうな】を守っていると言いそうになるが、そこに【雷十郎】の飛びクナイが放たれる。【マモル】は「銀盤(?)カレイドスコープ」なるどっかで聞いた事があるような忍術で追撃をかわすが、【ホタル】を抱えている分、不利になり攻撃を受けてしまう。だが、その【ホタル】を必死に守ろうとする【マモル】に惹かれ始める。その中で傷付いた【マモル】は、自分が忍者である事、訳があり自分には守るべき人がいる事を明かす。そんな【マモル】の嘘偽りのない姿が【ホタル】の心に響く場面が良かった。もう一つは【ホタル】との別れの場面です。「できれば、もっと違う形でお会いしたかった・・・そうだったら・・・そうだったら・・・さようなら・・・陰守さん」と【ホタル】の名のように消える感動的な別れですが、それはこのアニメの最後のヒロインなので、家に帰ると【マモル】の父【堅護】とリビングで一緒に食事をしている【ホタル】。母【桜子】の好意的に歓迎しているし・・・。かなり馴染んでいる【ホタル】。

 【マモル】は、改めて守るべき【ゆうな】がいると再確認できたと思う。その事だけは決して変わらない日常なのだと自分に言い聞かせるのも良かった。