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現代視覚文化研究会「げんしけん」

アニメ・ゲーム・漫画の視覚文化が日本を元気する!
コラボカフェ☕大好き❤️で2020年にブログ復帰します‼️

NHKにようこそ! ネガティブパック第1巻

2006年11月03日 20時03分53秒 | アニメDVD野郎!
 『NHKにようこそ!』DVD第1巻を観させて頂きました。内容は「1話 プロジェクトにようこそ!」「2話 クリエイターにようこそ!」が収録されております。日本ひ○こ○り協会の大きな陰謀に巻き込まれて行く【佐藤 達広(22)】。変わらぬ日々を過す。笑い声がする社会を、悪口が聞える社会から彼は脱した。大学中退。無職。苦悩する毎日。楽な日々なはずなのに・・・なんでこんなに辛いんだ。嘘。意地。ニートだからね。隣の部屋から「へんしんまほう少女 プルリン」の主題歌が聞えるアパート。宗教の勧誘。逃げられない現実。死ぬ事さえもできない。このまま変わらないのだろうか・・・。そんな彼の前に、天使が舞い降りる。【中原 岬(17)】。決して、神に仕えるシスターではありません(笑)。そこには「エロス」がある。彼女との運命の出逢い。交わされぬ事のない契約書。21時の約束。【達広】はクリエイターを目指す事になる。そこには、伐々木デザイナー学院のゲームクリエイター科の学生【山崎 薫(21)】との再会もあった。そして【達広】は「エロゲー」の道を行くのだった。

ひぐらしのなく頃に 参

2006年10月25日 00時09分06秒 | アニメDVD野郎!
 『ひぐらしのなく頃に』DVD第3巻を観させて頂きました。内容は「第7話 綿流し編 其の参 嘘」「第8話 綿流し編 其の四 願い」「第9話 祟殺し編 其の壱 兄」の3話が収録されております。

 村長さん、【梨花】ちゃんに話しちゃったよ・・・。あの晩の事を、本当の事を、言っちゃったんだ。祭具殿に猫が迷い込んだらしいね。迷子・・・失踪・・・消えたの?もう、戻って来れないくせに・・・井戸の中に沈んでいるよ。見つかるかな・・・みんな。【魅音】って、誰なの?本人さんなの?醤油の瓶を持ってどこに行くのかな・・・【梨花】ちゃん。行っちゃダメだよ【沙都子】ちゃん。夕食を食べようよ・・・消える前に・・・。嘘って、みんな知っているの?知らないふりしているの?【レナ】も、【梨花】ちゃんも、みんな、みんな、何で知っているんだよ・・・。あの晩の事を正直に話すよ・・・だから、妹猫さん。怖い犬たちから守って下さい。【詩音】の告白。いつ、村長さんに話したの・・・そんな時間ないよ。今、話している電話の向こうの【詩音】って誰なの・・・。責めている訳ではないよ。何を笑っているの・・・電話切るんだ・・・終わりだね。【レナ】の推理が・・・【梨花】と【沙都子】が消えた謎を解き明かす。回覧板にあった真実・・・。【レナ】と【圭一】の前で「園崎本家当主跡継ぎ・・・魅音」と名乗る。なぜ?隠すの・・・それが嫌なのに・・・結局、死ぬからね。生きているよ。【詩音】は・・・良かったね。安堵している場合じゃないよ。石でも喰らいな!!!でも【圭一】の2つ、、、3つの願いは聞けそうもないや・・・。だって、鬼だから・・・もう一つの顔を見るかい?そんな勇気あるの?もう逃がさない・・・手に釘を打ち込むよ・・・その時、鬼は泣いていた。目の前にいるのは【魅音】だよね・・・躊躇しているよね。3つ目の願いなら叶うかも・・・全員、殺したいの・・・殺れた。みんな殺れたよ!!!【詩音】・・・自殺、事故死・・・うんん、殺ったの。みんな逃さないよ・・・。【レナ】って、オヤシロ様の祟りを信じているんだ・・・自分があった事あるからだよ。だから、あんなに真剣になるのかな・・・かな・・・。私の兄々(にーにー)はどこに行ったのですか・・・家出・・・転校・・・祟りだよ・・・。みんな、また言っている事が違うよ。お互いに似た境遇の【梨花】ちゃんと【沙都子】ちゃんとの夕食は楽しかったな・・・。【圭一】って【悟史】に似ているかもね・・・兄の姿を重ねてしまったのです。もう、楽しい団欒もできなくなるかもね・・・。【沙都子】ちゃんは待っているよ。いつまでも【悟史】の事を・・・ずっと、ずっとね。

ひぐらしのなく頃に 弐

2006年10月13日 00時26分44秒 | アニメDVD野郎!
 『ひぐらしのなく頃に』DVD第2巻を観させて頂きました。内容は「第4話 鬼隠し編 其の四 歪」「第5話 綿流し編 其の壱 嫉妬」「第6話 綿流し編 其の弐 タカノ」の3話が収録されております。
 
  昭和58年夏。

 いったい、何か真実で嘘なのか・・・目の前の事象って本当なのかな・・・。「オヤシロさま」って?人の仕業なのか?影のようにまとわりつき、喉を掻き毟る・・・電話ボックス内が血の海だよ。くり返される今日と明日。終わりは無いの?【レナ】と【魅音】の高笑いが聞える。鉈を持ってどうするの?どこまで知っているの?みんなで【圭一】を殺す気なんでしょ?みんなに言うって、雛見沢の人たちの事なの?【魅音】と【詩音】って、本当に双子なんだ。偽っているのかと思ったよ・・・。バラバラ殺人、撲殺したよ。【悟史】の金属バットで【レナ】と【魅音】を・・・動かなくなったよ。死んだのかな・・・かな・・・。【大石】さん、助けて。時計の裏に残すから・・・生きた証を残すから・・・真相を究明して下さい。注射器・・・この薬を体内に入れて動けなくするの?そっちが殺るなら殺らないと・・・。男たちがもう迫って来ている。逃げないと「オヤシロさま」から逃げないと・・・。えっ・・・【富竹】さんと【鷹野】さん。死んだんだ・・・焼死だって【鷹野】さん。2人が死んで、消えるのも2人なの?【詩音】と【圭一】の2人が候補。聖域の「祭具殿」に入るからだよ。中には何があったかい?拷問する道具?血がついていたね。黙って【梨花】ちゃんの儀式を見ていれば良かったのにね。あの祭具って、鍬だけど・・・あれを引きずり出すものらしいよ。「綿流し祭」の綿って・・・ワタって、臓物の事なんだ・・・。【魅音】・・・【梨花】ちゃんが包丁を持っているよ。自分で自分を傷つけるんだね・・・あの事を聞いたからだよね・・・【魅音】が笑っているよ・・・。死んじゃうのかな・・・みんな。

舞-乙HiME 9<最終巻> 

2006年09月29日 22時51分19秒 | アニメDVD野郎!
 『舞-乙HiME』DVD第9巻を観させて頂きました。内容は 第24話「あなたのために…。」第25話「蒼天の乙女」第26話(最終話)「Dream☆Wing~夢の在処~」の最終回までの3話が収録されております。
 【アリカ】はあきらめない「夢」の為に。【ニナ】は「愛」する人の為に。【マシロ】は笑顔ある「民」の為に。少女たちのそれぞれの「想い」が心をアツくさせる。各「オトメ」たちが自分の意思で行動する所も描きとしては良かった。
 【エルス】の【アリカ】と【ニナ】へ宛てた手紙。【エルス】は自分の運命を知っていた。だが【アリカ】と【ニナ】に出会って変わった。だからこそ、それが愛おしい。【ニナ】は手紙を読み、その重さを痛感し潰されそうになる。そして【セルゲイ】に「オトメ」の資格を奪うように懇願する・・・。【セルゲイ】は【ニナ】の想いを受け入れるが・・・口づけ。【セルゲイ】は【ニナ】の為に【ナギ】に歯向かい、銃弾に倒れてしまう。愛する人の傷ついた姿は【ニナ】を更に追い込むのだった。【ニナ】の何をしても無理をしている姿には痛々しさを感じてしまう。
 【アリカ】は、笑顔溢れる「みんな」の為に戦います。まだ、覚醒していない力では【マシロ】を守る事もできない。激化する戦いの中で【レナ】との再会が待っている。【ナギ】の野望に・・・苦しむ姿。その中で母と出会う。そして、破壊し、別れがある。【レナ】との心の交流を通して【アリカ】は更なる成長を遂げ「ハルモニウム」と【ニナ】に立ち向かう。【ニナ】の気持ちを少しだけ分かる【アリカ】。それはかつて愛した【セルゲイ】への「想い」だったから・・・。「漆黒のローブ」の最終形態になった【ニナ】と『蒼天の青玉』と成長をした【アリカ】との「愛」と「夢」を賭けた最後の戦い。【アリカ】の方が少しだけ「想い」が強かった。「信じたい」「夢に向って」「もう一度、ここから始めよう」と【アリカ】のメッセージが表現されている。大気圏で抱き合う【アリカ】と【ニナ】が良かった。やっとつかまえる事ができたから・・・。【ニナ】も【セルゲイ】を取り戻す事ができたから・・・。

ひぐらしのなく頃に 壱

2006年09月23日 00時03分29秒 | アニメDVD野郎!
 『ひぐらしのなく頃に』DVD第1巻を観させて頂きました。内容は「第1話 鬼隠し編 其の壱 ハジマリ」「第2話 鬼隠し編 其の弐 隠しごと」「第3話 鬼隠し編 其の参 疑心」の3話が収録されております。
 やはり【レナ】【魅音】【沙都子】【梨花】の「部活」メンバーたちの狂気への変貌ぶりが良いですね。そのギャップが物語の怖さを盛り上げて演出をしています。彼女たちの事件を話す時の、何気ない態度と素っ気無さにも恐怖心をあおられます。まだ、3話までなのですが【大石】【富竹】【鷹野】などの脇役もぶきみさがありますね。

 昭和58年夏。

 【前原 圭一】は、全てを見られている。いや、、、監視されている。もう、知ってしまったら逃げられないのか・・・のか・・・。【圭一】はカメラマン【富竹】から連続怪死事件の存在を知る。そして、徐々に周囲に変化が起り出すのだった。オヤシロさまの祟りなのか・・・【レナ】と【魅音】の2人の少女からの警告・・・それとも、それは忠告なのだろうか?大規模なダム工事に関わる謎多き怪死事件と少女たち。バラバラの死体。それは事実だった。そして始まる。「綿流し」。5年目の祭りの夜が今夜なのだ。「綿流し」の夜に死んだ【富竹】。失踪した【鷹野】。【圭一】の日常は消えて行こうとしていた。深追いする【圭一】。彼に似て来ている・・・その彼とは【沙都子】の兄であり、そして一年前に失踪した【悟史】。疑心暗鬼だった。誰も信じられない。その金属バットは【悟史】の物。命を狙われている・・・縫い針入りのおはぎ。ひき逃げのワゴン車。【圭一】の両親は東京へ・・・一人になった【圭一】。そこへ訪ねて来たのは【レナ】だった。

 『明日、学校休んじゃ“イヤ”だよ…?』
『しないよね、圭一くんは…?……転校。』

トップをねらえ2! 『あなたの人生の物語』

2006年09月11日 17時33分34秒 | アニメDVD野郎!
 壮大な感動の物語が一先ず終わった。
『もし、神様にも願い事があるとしたら、それは何に願えばいいのだろうか?』
人類を守った普通の少女と普通になりたかった少女と二つの物語。少女達の未来。
太陽系を守る為に、人の形をし、人の心を持ったもの・・・【ノノ】との思い出。
星を動かすもの。地球を犠牲にするのだった。
二ヶ月前、【ノノ】の故郷である火星におりたつ【ラルク】。【ノノ】の足跡を追っていた。【ノノ】は和食が好きらしい。【ノノリリ】が大和撫子だとの理由。
英雄は常に孤独・・・だからこそ、友人が必要なのだ。
「ディスヌフ」と【ラルク】。変動重力源に地球をぶつけようとする。最大加速に移行した時だった。宇宙空間が割れた・・・「ダイバスター」が止める。巨大な女神が降臨した。7号だった。【ラルク】は究極突撃兵器「ドゥーズミーユ」で殴り出す。【ノノ】への想いをぶつけた。そして【ラルク】は「トップレス」の力を失った・・・。
 【ノノ】一人の「稲妻キック」では止められない。地球を守る為にボロボロになる【ノノ】。【ノノ】への想いに応える為に、一人にしない為に、行動を起す【ラルク】。
 封印された力の解放。人工頭脳に隠された真の操縦席。そこには【タカヤ・ノリコ】の想いがある。袖を通す【ラルク】。【ノリコ】と重なる。「ディスヌフ」の本当の姿・・・バスターマシン19号。
 痛い事、苦しい事が人間で、強さは「心の強さ」。それが「努力と根性」なのだ。ダブル稲妻キックが炸裂する。第2のビッグバン・・・特異点では何の意味を持たない。【ノノ】は青空の下へ・・・【ノノ】の特異点を貰う【ラルク】。
 十年後。それぞれの未来と明日へ。【ラルク】はヤンバルクイナの現地調査をしていた。【チコ】はまだ「トップレス」のようだ。そして、帰って来る【ノリコ】。彼女に会う為に【ラルク】は輝いていた。

練金3級 まじかる?ぽか~ん  『脱説の呪文は桃太郎』

2006年09月04日 13時19分00秒 | アニメDVD野郎!
 『練金3級 まじかる?ぽか~ん』のDVDBOXに収録されている未放映を観させて頂きました。実に『まじぽか』らしい内容だったと思います。【ゆうま】たちの設定を無視した感じの流れが良かった。人型隠密兵器MOMOこと【鉄子】がメインです。「桃太郎」を題材に描かれております(笑)。【りる】が「犬」、【ゆうま】が「猿」、【パキラ】が「キジ」となっております。【鉄子】の低スペックでの検索で「鬼ヶ島」を目指します。途中では「鬼ヶ島公園」で鬼ごっこしている子供たちを強襲し、「回転寿司 鬼ヶ島」では鬼ではなく「ウニ」を食べ、最後は鬼娘を決めるコンテストに乱入し、大会の賞品を強奪しようとしておりましたね。初めに【鉄子】を拾ったお爺さんとお婆さんは、研究施設で拷問されていた。こんな所も『まじぽか』ですよね。久しぶりに【ゆうま】たちに会えて嬉しかったです。

To Heart2 DVD第7巻

2006年08月23日 00時08分32秒 | アニメDVD野郎!
 『To Heart2』のDVD第7巻を観させて頂きました。内容は「第12話 春風」と「第13話 はじまりの朝」。そして、【このみ】と【環】が紹介する第1話から第11話までを特別編集をした「特別編」が収録されております。今回は、【貴明】への想いを意識する【このみ】の姿を描き、傷つけてしまった【このみ】との関係を改めて考え、その想いに答えを出す【貴明】の姿が描かれる。お互いもこの気持ちはすれ違い、まだ分からないが、ずっと一緒に居る事を・・・。来年も、この先もずっと、一緒に桜の木々を観る事を約束するのだった。
 【このみ】が、少女から大人になる過程を巧みに表現している。身体測定で【このみ】は色々と成長した事を知って、【貴明】に言いに行くが、教室では【雄二】と何やら話している感じだった。【珊瑚】と仲良くする【貴明】を見て話す機会を失ってしまう。元気がなくなってしまった【このみ】を【環】が元気付けた。そんな時【ちゃる】と【よっち】から誘われ会う事に、そこで聞かれる【貴明】との関係。必死に否定する【このみ】。今までそんな事を意識もした事なかったかもしれない。だが、【貴明】が【珊瑚】と【瑠璃】とのデートをしている所を見てしまい、【このみ】自身が【貴明】を意識している事を知る。【このみ】は普段通りに接する事ができなくなってしまった。【このみ】の心の迷い、葛藤が消えぬまま【このみ】の母親の外出により【貴明】との2人きりの夜を明かす事になる。まだ【貴明】はこの時点で【このみ】の心の変化に気付いていなかった。【このみ】の心の中で、どんどん【貴明】への気持ちが膨らんで行っていた。そして【貴明】に【ちゃる】と【よっち】が【このみ】との仲を聞く。「ただの幼なじみ」「妹のような存在」と言う言葉に【このみ】は涙を流す。泣いていた・・・。【貴明】は正しい事を言っているけど【このみ】はそれが悲しかった。泣いてしまった・・・。【このみ】を追いかけようとするが【環】が『なんで泣いたのかも分かってないんでしょ?』と問い掛ける。【環】の行動は【貴明】と【このみ】の2人を何度も救うのだった。今までの【このみ】との何気ない関係。それは壊れ易い関係でもあった。【貴明】は幼き頃の転校する少女の時の過ちをくり返す所だった。【環】の言葉は【このみ】の支えになり、【貴明】を目覚めさせた。【環】はただ【貴明】に良い男性になって欲しいと願っていた。【貴明】は【このみ】のもとに走り出す。自分の素直な気持ちを伝える為に・・・。この先、【貴明】と【このみ】がどうなって行くのかは誰にも分からないけど、2人がずっと、ずっと一緒に居る事だけにはなりそうだ。

魔法少女リリカルなのはA’s Vol.6

2006年08月17日 00時06分10秒 | アニメDVD野郎!
  『魔法少女リリカルなのはA’s』のDVD最終巻を観させて頂きました。収録は「第12話 夜の終わり、旅の終わり」と「第13話 スタンバイ・レディ」です。
 第12話では【なのは】【フェイト】【はやて】の3人の魔法少女と守護騎士・管理局一同が「防衛プログラム」に対抗する為に集まります。その「防衛プログラム」は暴走する時を静かに待っていた。【はやて】は【リインフォース】と対話する。「防御プログラム」の進行を押さえる間、【はやて】は「守護騎士プログラム」の復旧を行います。【シグナム】たちが甦る。【はやて】のもとに帰って来るのだった。【はやて】は起動させ、騎士甲冑をまとい、杖を手に「夜天の書」を手にした姿で【はやて】は【なのは】たちの前に現れる。【はやて】は【シグナム】たちを温かく迎える。そこに【クロノ】がやって来る。暴走へのカウントダウンが近づいている事を告げる。【はやて】と【シグナム】たちに暴走停止のプランを相談するが良い方向は示されなかった。「アルカンシェル」は被害が甚大。【はやて】の家がなくなるから使えないらしい(笑)。「デュランダル」の凍結も意味を成さない。良い解決策が出ないが、【なのは】【フェイト】【はやて】たちは1つの方法を導き出す。暴走体の中枢を露出させて軌道上に転送、そのコアを「アルカンシェル」で消滅させるという事だった。
 【クロノ】は【グレアム】に通信をする。様々な人々の人生を壊して来た「闇の書」。【クロノ】と【リンディ】も愛する人を奪われた。それは【グレアム】も一緒だったと思う。だからこそ、法までも犯して「闇の書」を消そうとした。「過去を変えることはできない。だから、今を戦って未来を変える」と【クロノ】は言う。そして「防御プログラム」が暴走を始めた。「闇の書の闇」がその異形の姿を現した。【なのは】たちは各担当を分担し、全員で攻撃を開始する。「防御プログラム」にダメージは与えられるが、その再生の早さが尋常ではなかった。【はやて】の石化砲撃・ミストルティンも効果は薄い。だが、その攻撃は確実に効いていた。【クロノ】の「デュランダル」による冷凍攻撃・エターナルコフィンで凍結し、【なのは】【フェイト】【はやて】の最大攻撃魔法が炸裂する。【フェイト】の「プラズマザンバー」。【はやて】の「ラグナロク」。【なのは】の「スターライトブレイカー」。その攻撃はコアを露出させ、【ユーノ】【アルフ】【シャマル】の転送魔法で、コアを軌道上に転送、【リンディ】が「アースラ」から発射した「アルカンシェル」の直撃で、「闇の書の闇」は完全に消滅した。再生はしなかった・・・。【アリサ】と【すずか】も訳も分からない「クリスマス」の彩る街中へと戻った。【はやて】は倒れてしまう。
 「第13話 スタンバイ・レディ」では【なのは】【フェイト】【はやて】たちのそれぞれの進む道が描かれています。基本的にはみんな本局に勤める「魔法少女」は続けます。【リインフォース】は【はやて】との別れの道を選ぶ。【ユーノ】は無限書庫の司書。【グレアム】は罪に囚われず、希望辞職という形で決着がついた。英国故郷で暮らすという【グレアム】は、【はやて】の援助は続けて行き、時期が来れば【はやて】に全てを明かすつもりのようである。彼にしかできない「贖罪」であり、責任の取り方だったと思う。【フェイト】は執務官になる事が夢になった。ロストロギアの産み出す悲しみの連鎖を断ち切る事を仕事にしたいと考えていた。もちろん【フェイト】は母の事を思いながら。【なのは】も管理局の仕事を続ける。自分の魔法をもっと誰かの為に正しく使いたいと言う。そして【なのは】は【アリサ】と【すずか】。そして家族に全てを話す事を決意する。魔法の事もみんな打ち明ける。【はやて】も嘱託魔導師として【なのは】たちの後輩となるのだった。【すずか】と【アリサ】も全てを聞かなくても、聞いても秘密に触れないことも友人だと思っていた。だが、全部教えてくれたら、もっと仲良くなるとも言っていた。【なのは】も迷っていた将来の姿に、自分の進むべき道に答えを出していた。
 6年後。【なのは】たちは中学生になっていた。それぞれに成長してお姉さんになっていた。あの頃の面影は残しつつ変わっていた。【はやて】は守護騎士を率いて捜査官。【フェイト】は夢を叶え執務官。【なのは】は武装隊の教導官。【クロノ】はアースラの艦長。【エイミィ】は司令官。【リンディ】は提督として母となり【クロノ】と【フェイト】の帰りを待っている。【ユーノ】は司書から学者への道を進んでいた。【なのは】とは良いガールフレンドらしい(笑)。【なのは】たちの「絆」はしっかりと結ばれ、未来に続いていた。見上げるほどの青空に【なのは】【フェイト】【はやて】たちのデバイスが輝き、「セットアップ」の声が響き渡るのだった。

 次なる【なのは】たちの活躍を信じて・・・第3期シリーズに繋がって行く。

魔法少女リリカルなのはA’s Vol.5

2006年08月16日 00時46分27秒 | アニメDVD野郎!
 第3期のテレビシリーズも決まった『魔法少女リリカルなのは』。今回は『魔法少女リリカルなのはA’s 』のDVD第5巻を観させて頂きました。収録は「第10話 運命」と「第11話 聖夜の贈り物」です。
 第10話の冒頭では、11年前の【グレアム】が指揮する艦隊が『闇の書』の停止に成功した時の過去が描かれる。【クロノ】の父親【クライド・ハラオウン】の多大な犠牲を残して・・・そして【グレアム】の心にも不協和音を残すのだった。
 市街地では【闇の書の意志】と【なのは】&【フェイト】との戦いが激しさを増していた。【闇の書の意志】は、涙を流していた。まるで【はやて】の心を代弁するかのように。ついに明らかになる【仮面の戦士】の2人組の正体。そうであって欲しくなかった。仮面の戦士の正体は、変身魔法を使い、姿を変えていた【リーゼロッテ】と【リーゼアリア】だった。想像はできたのだが、目の前に提示されると言葉が出ない展開ですね。【闇の書の意志】は徐々に【なのは】と【フェイト】を追い詰める。その頃本局に戻り【グレアム】を捕縛する【クロノ】。【グレアム】は「闇の書」の完全なる封印を望んでいた。その為には法も犯し、【はやて】も犠牲にしようとしていた。【グレアム】の言うとおり「偽善」なのだ。【クロノ】は、凍結しても永久封印にはなりえない事も分かっていた。【クロノ】に渡される。「永久封印」の切り札…氷結の杖「デュランダル」。どのように使うかは【クロノ】の選択に任された。
 【闇の書の意志】との戦闘。【なのは】の「スターライトブレイカー」を使う。【フェイト】は「スターライトブレイカー」を身をもって受けたので、その欠点も知っている。回避距離を取るために、全速での避難を選ぶ。そこに「バルディッシュ」が『民間人が結界内に取り残されている』と告げる。もう1つの運命だったのかもしれない【アリサ】と【すずか】の2人。何とか【アリサ】と【すずか】を守り、転送までこぎつけた。突然の出会いであった。【なのは】と【フェイト】は戸惑うが、今はそうもいかない事態だった。【闇の書の意志】は「意志」がある。2人が自らを「闇の書」と呼ぶことに悲しみの表情をうかべる。自分はただ主の…はやての願いを叶えるだけだと言う。【シグナム】たちが殺された「悪夢」を消し去り、この世界も同時に消そうとする。しかし【はやて】の本当の願いではない。自分を「ただの道具」と言う【闇の書の意志】に怒りを表す【フェイト】。どこか重なるのだった。その斬りかかる【フェイト】の攻撃を受け止め、【フェイト】を「眠り」の世界へと誘う。【フェイト】は、「闇の書」の内部に吸収されてしまう。
 第11話では「闇の書」内での【フェイト】と【はやて】が描かれる。2人ともこの「夢」を理解している。ただ「夢」は「夢」としてみている。決して逃げない【フェイト】と【はやて】の2人の姿がとても印象に残っています。特に【フェイト】は【アリシア】と向き合い、【なのは】たちの所へ戻る事を決意します。【なのは】は、覚めない「夢」と「永遠」はいらない。人は変わって進むのだと言っていた。
 闇の書の内で【フェイト】は目を覚ます。そこは幼い頃を過ごした「ミッドチルダ」。ベッドの隣に寝ているのは【アリシア・テスタロッサ】。そして、家庭教師であり世話係だった【リニス】も居る。【フェイト】は驚く。【リニス】は母【プレシア】が【フェイト】を育てるために作成した使い魔なのに、ここに居る。【フェイト】は優しい【プレシア】たちとの楽しい生活、待ち望んでいた生活がここにあるが・・・「これが夢である」と思いながらも泣いていた。
 「闇の書」内部では【はやて】が深い眠りにつこうとしていた。【闇の書の意志】は【はやて】に眠る事を促す。「あなたの望みは、すべて私がかなえます」と言う。【はやて】にはそんな「願い」があったのだろうか?【なのは】は【闇の書の意志】と激しい戦闘をしていた。その中で対抗する為に禁じられていたフルドライブ「エクセリオンモード」の起動。【なのは】は破損の危険を感じて反対。エクセリオンモード起動の命令を自分に下すよう【なのは】に伝える。「レイジングハート」の意志も固い。
 【フェイト】の夢の中では、【アリシア】と【フェイト】が草原に居た。【フェイト】は今のこの世界が自分の夢であることを【アリシア】に確認する。【アリシア】も自覚している。【アリシア】はたとえ夢でも、【フェイト】がこの世界にとどまることを望んでいた。だが【フェイト】には偽りの幸せはいらなかった。【フェイト】は小さな姉【アリシア】に別れを告げる。【アリシア】は手の中に隠していた「バルディッシュ」をそっと差し出し、旅立ちを促す。そして【アリシア】は消滅した。【はやて】も同様だった。健康な身体、愛する人との永遠の暮らし。【はやて】も眠りと夢の誘いを断る。「せやけど、それはただの夢や…」と言う。
 【なのは】は戦っていた。目の前で泣いている子を救う為に激戦を繰り広げる。捨て身の零距離砲撃を放つ【なのは】。しかし【闇の書の意志】は沈まない。【闇の書の意志】の意識は【シグナム】たちとリンクしている。愛してやまない【はやて】が心と体を壊し、食らいつくしてしまうことを悲しんでいる事を・・・。【はやて】はマスターである。そのマスター言う事は聞かなければならない。【はやて】は、闇の書に新たな名を贈ると言う。「闇の書」ではなく、「呪われた魔導書」でもなく。新たな魔導書として生きるための新たな名を与える。その名は【リインフォース】。【はやて】は外部と通信し、【なのは】に自分の体ごと防御プログラムを停止させるように依頼する。【なのは】はこの状況を呑み込めていない。「全力全開、手加減なしでぶっとばして!」と言う【ユーノ】の言葉に笑顔の【なのは】。【フェイト】も自力で脱出するべく、フルドライブ・ザンバーモードを起動する。完全に闇の書の意志と【はやて】から切り離された「防御プログラム」暴走の元凶であるプログラム。動き出す。最後の切り札「アルカンシェル」の発動キーを握りしめつつ、【リンディ】はこの状況を見守るのだった。