京都3区選出の宮崎謙介衆議院議員の育休発言が話題に
なっていますが少子高齢化が問題となっている今、育休に
否定的な議論が起こる方に違和感を感じます。
平成19年(2007年)8月20日から26日まで衆議院の決算
行政監視委員会の海外視察でスェーデン、ハンガリーに行った
時に野党の党首で前年に産休を取られた女性議員にお話を
伺いました。
「産休時、議会で採決が有る時は?」とお聞ききすると「私が
休んでいる間は私の代わりになる方が議員職に就きます。
私は地域の代表ですから」とのお答えでした。
育休についての質問はしませんでしたが産休と同じシステム
だと言う事は想像できます。
日本は先進国だと自分では思っていても本当の民主主義
政治になったのは今の憲法が発布された時からですから
歴史を積み重ねたとは言えないのでしょう。
それ以上にこの議論がきっかけとなって中国から「日本は
社会主義国家の優等生」と揶揄される事の無いように議論
が進む事を期待しています。