今日の商店会長 (早稲田商店会相談役 安井潤一郎)

日本でただ一人、商店会の会長現職で衆議院議員になった、早稲田商店会前会長日記。公式ホームページは左下ブックマークから。

6月20日・無派閥新人と総裁選

2006-06-20 23:55:48 | 商店会長のコメント
「安井さんは何派ですか?」、「総裁選は誰に投票しますか?」

仕事柄いろいろな会合に参加させていただきますが近頃は必ず上記の質問が出ます。もっと細かく新聞をお読みの方からは「無派閥の新人議員のお集まりの実体は武部派なんでしょ?」と嬉しそうに聞かれます。

いくら隠したって俺は知ってるんだ、俺は意外とそっちの業界の情報には詳しいんだ、という顔つきでの御質問です。こういう方にはいくら言ったって無駄ですから驚いた顔をして「私から言えませんよ~」と困った顔でお答えするともっと嬉しそうにされますので、サービスだと思ってそうお答えしています。

無派閥新人議員の会を立ち上げた一番大きな理由は、小泉総理から「総裁選までは派閥に入らず、この最大の権力闘争を大所高所から眺めなさい」と言われた新人が各派閥からお誘いを受け、断る事に窮しているという現状にあります。

当選回数至上主義のこの世界で20年以上も代議士をされている方から何度もお誘いをいただいたら断りきれないんです。ですから「私のような者にお誘いいただいて光栄ですが先日の無派閥新人議員の会の立ち上げに参加し、新聞には私の名前が出ております。先生のような高名な方にお声掛けいただき心が震えます。今後ともお見知りおき下さい、ありがとうございます。」と申し上げれば角がたたない、ということです。ですから本籍「83会」、現住所「無派閥新人議員の会」ということです。

またこの無派閥新人議員の会立ち上げについて私自身は武部幹事長から一切の指示を受けていません。「総裁選を国民運動的なものしたい」とおっしゃるだけで、無派閥の集まりをああしろ、こうしろ、と言って頂いた方が動きやすいのですが、どう動いて良いのか困るぐらい指示はありません。

「幹事長という立場では派閥に入っている議員にも無派閥の議員にも、全てに公平に対応する」という一本、筋が通った動き方をする所が武部幹事長らしいところです。「商人はその土地、その土地の水に合わせなければいけない」という教育をされてきた私が憧れるところで、説教される所でもあります。

「誰に総裁になって欲しいですか?」という朝日新聞のインタビューに長く幹事長秘書を勤めてきた愛知1区の篠田さんと私は大きな声で「武部 勤!」と答えました。「俺は行司役だ。行司は相撲はとらない」と武部さんはいつも言いますが、本当に相撲をとらせたら今、新聞紙上で名前の出ている人には絶対負けません。なにしろ北海道の熊みたいですから。力は強いですよ~。

このブログが幹事長の目に届かない事を祈ります。
コメント (1)
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