三重県大紀町にある津波災害を想定した避難施設を視察しました。
このタワーは谷口町長が5歳の時に体験した東海地震による津波による被害で多くの人命が亡くなった事に
町長の「人の命は何より大事」の願いから平成10年に建設されたものです。
独特の建物は、町長の考えで、どこからでも逃げることの出来るよう、外回りの階段を3か所の方向につけ、
津波で溺れた人を救助できるようにし、救命浮き輪とロープを塔の中に常備し、また階段も人が込み合った時にも
安全なように踊場を細かく設ける造りのアイデア満載の建物でした。
質疑の中で私は町長に、もし我々が同様の建物を建てようとするとき、町長の許可を取るべきと思うがという問いに、
「どうぞ命を救うためにお使いください。」と快諾いただき、国からも同様な問い合わせに答えていることを聞きました。
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