今年を振り返ると、まず思うことは、東日本太平洋沖地震のことでしょう。
数年前から東海東南海地震の心配がされ、飛島村では耐震性がないとして小学校、中学校の移築移転で飛島学園が
開校して間もないこの時期に起きたのを見て思うことは、東北の方には非常に申し訳ないのですが、先ずこの地区でなくてよかった
と非常に不謹慎な思いでした。
震災ボランティアで訪れた地で一番印象に残っているのは、双葉町の避難先になっているホテルで、中学生位の女の子が、
「うちに帰りたい。」と泣いていた光景がいまだ忘れられません。
津波被害を想定してわが飛島村を考えると、水没した時どこに逃げるのか、どこまでも続く平野には高台がない事を今回の地震が
思い知らしてくれました。
今まで、議員として活動してきたのも、震災に対する備えに重点を置いてきましたが、早急に充実した対策の整備の必要性を痛感しています。
話は変わりますが、来年は飛島村村長選挙の年です。
7月頃から立候補を決めて、活動をしている現職の議員の方が見えますが、 いつ議員を辞職されるのでしょうか?
12月には辞表を出す、と多くの議員のいる席で表明をし、地区でも応援を要請したと聞くが、年内には出ていなく、
頃合いを見計らっているつもりでしょうが、議員の補欠選挙の事を、どう考えているのか、
村長選、また我々が受けた統一地方選での村議会議員選は時期が確定しているので立候補するにも心掛けが出来るのですが、
飛島村の住民は、あるのかないのか確定しない選挙にどう対応を取ることが出来るのでしょうか。
3月20日告示の25日投票の村長選で10日前に辞めれば補欠選が同日投票となるそうですが、自分が辞めた後のことは、
「野となれ山となれ。」ですか、思慮が欲しいですね。
やはり、政治家たるもの自身の出処進退は
ご自分の支援者に対しても他の住民(村民)に対しても潔く明確にするべきと考えます。