Baradomo日誌

ジェンベの話、コラの話、サッカーの話やらよしなしごとを。

Djembeの叩き分け

2007-05-17 | ダトトパ教本(ネット版)
今のところ、アフリカンのバンドをやろうという話はあっても、具体的に動き出せてはおらず、毎週くらい定期的に練習会に参加することもかなわず、という状態のため、ジェンベについては毎日1時間くらいは個人練習するようにしている。
とはいえ、音漏れはシカトして家を締め切った状態で叩いているから、近所迷惑には心の中で頭を下げつつ、軽~く軽~くやっているのだけれど、意外なことに、指の感覚でトンとクラップの叩きわけを意識してやれば、小音量でもそれなりの響きが出せることがわかってきた。
アフリカン・バンドならば、マイミク・カツ君言うところの「隣村まで聴こえるくらい」鳴らすものなんだろうけれど、例えばアコギとのデュオであったりすれば、ハコの状況にもよるけれど、あんまり鳴らすとかえってサウンドしない。
ジェンベの使い方、音楽のさせ方として、そういう指先の音というのも研究の余地はあるな~と思う。何せこの楽器、シンプルなだけにさまざまな可能性が眠っていると思うので。

とはいえ、やっぱり目いっぱい鳴らしたいし、My Djembeのポテンシャルがいかほどのものか、やはり知りたくもある。
先日の岩原ワークの折、私がドゥンドゥン叩いているときに岩原さんがMy Djembeを叩いて曰く「これ、すっごい太くていい音ですね」とお褒めいただいた。
非常に鳴らしやすいそうである。
はい。太いです、これ。皮は自分で張ったのよ~!(と自画自賛も忘れずに)。
でも、クラップをどう叩くか、実は迷っていた。
ポジション的には2つ。

その1
テノヒラの位置は、時計で言えば5時と7時。
トンのときは中心に向けて指をそろえ、クラップの時に意識的に指を広げて一番手元の中心線に近い位置で、両手とも人差し指が打面エッジと平行(中心線と直行するくらいの位置)になるようにする。
トンに比べ、若干テノヒラを引く感じになるからちょっとせわしないが、軽く叩いても高い音が出る。
ところが、離れた位置にはあまり届かないらしい。
要は「そば鳴り」のみ。

そこで次の箇所。

その2
打面中心に向かって両手を45度くらいの位置、4時半と7時半くらいの位置に置く。トンもクラップもあまり向きは変えず、指の開きだけでコントロール。
その1に比べると指の懸かりが若干深め。
  この場合、トンもクラップも太い音だが、離れて聴くと音が違って聴こえる(らしい)。

ここ最近、この2つを試していたんだが、岩原さんは迷うことなく2.だった。
いんやぁ、いい音だったなぁ。
あれくらい澄んだクラップを出してみたいもんだ。
指の感じがまた違うんだよな、あれは。
しかし、使う楽器が違ってもきっちり鳴らせるあたりが、さすがプロだよな。

とはいえ。
アマチュアの私としては、TPOに応じてこの2つの音を使い分けられればベストなんだが、その1を効果的な音にしていくためにも、その2できっちり出せなきゃいかんのだろうな。
となると、やっぱりアフリカン・バンドをやりたくなるねぇ。


ん~

やりて~!

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