Hirakata turezure 四季のなにわ

あるとき、ときどき、いろんな思いをふっと向ける事柄があります。

かわち 駒ヶ谷のワイン

2012年11月02日 | 日記
かわち 駒ヶ谷のワイン


『ユヌ ブテイユ ドゥ かわち ヌーヴォー スィル ヴ プレ(フランス語)』(訳、河内ワインの新作一本お願いします。)

木枯らし一番が吹いて、すっかり冬気配となってしまった。
そんなおり、高校時代からの友人のブログがパリからアップされてきた。またぞろ欧州の一人旅を満喫している様子である。
連日投稿される記事にびっくりするような話題もあった。パリの地下鉄で女性の集団に囲まれて喜んでいたら膨らんでいた後ろポケットから財布をすられたという内容だ。幸い、近くの黒人男性に奪い返してもらったらしい。安心するやら、天下のオオサカンが何しとんねとついつい、つぶやいてしまったが本人はそれどころではなかったろう。やっかみも少しばかりあるがパリの夕餉のワインもきっと渋かったろうと思ってしまう。
そういえば、今月の第三木曜日の15日はフランス、ボジョレーヌーボーが解禁となる日だ。ボジョレー地方のぶどうの不作で今年は品不足、高価格とテレビの女子アナが興奮気味に云っていた。

 そんなワインなどはどうでもよかったのであるが、「ボジョレーワインはワインにあらず。果実酒、ジュースだ」との知人の発言。つい、『フランス、ボジョレー地方のヌーボー(新作)であって、ワインに間違いなく、とてもジューシーで素人には呑みやすいのではないか。』と本家筋を一回しか飲んだことのない自分が反論してしまったのである。どちらが正しいのか勿論私にはわからない・・・
 
 そんな思いもあって、高価な「ボジョレーヌーボー」ではなく地元なにわ、河内、羽曳野、駒ヶ谷の素朴でおいしい「カワチ ヌーボー」を推薦したくなり、休みを利用して近鉄南大阪線駒ケ谷駅、徒歩8分のところにある「河内ワイン館」へ。
店員に聞けば、「河内ワインの新作は毎年、9月上旬頃には店頭に並ぶ。」とのこと、また、「今年は一昨年、去年のような長雨もなく、人間様には大変暑かったがぶどうは豊作であり、今年のワインの出来は大変よい。」と明確に言い切られた。
知人への宅配を依頼し、ついでに工場も見学させて頂いた。白と赤の違い、酵母の種類、ぶどうの種類等を教えて頂くことが出来た。
また、前回、ブログに投稿したパステル画のぶどうは「ピオーネ」であることが判明した。
 
 動画の最後の方に出る山は勿論ぶどう畑である。このワイン館は飛鳥川を横断する竹之内街道沿いを少し入ったところにあり、古代の雰囲気が漂うところにある。もし頼まれたなら、新作を「あすか」と命名するであろう。


「収穫を 終えし古道の ぶどう園 西陽照らして 紅葉連なる」(柳子)  

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2 コメント

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Unknown (帰ってきた旅行者)
2012-11-06 17:32:08
ワインはその地方地方で数限りなくあるので味が今一つよく分かりませんが河内のワインも一度味わいたいところ。

「ユヌ ブテイユ ドゥ かわち ヌーヴォー スィル ヴ プレ」
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trebiann (ムッシュ powaro)
2012-11-06 22:09:37
Je comprends.
Le maître
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