Hirakata turezure 四季のなにわ

あるとき、ときどき、いろんな思いをふっと向ける事柄があります。

白梅にめじろ二羽

2018年02月24日 | 日記
白梅にめじろ二羽




 が付けば,今年めくるカレンダーも2枚目となり、弥生、三月の暦となった。
一日、一日、日も長くなり、なりより自宅のそばの公園の梅がいつの間にか満開となっている。今年の寒さは依然として残る予報ではあるが三寒四温のめぐりはもうすぐのはずだ。



『陽(ひ)も注(そそ)ぎ  梅咲き満ちる  メジロかな』(柳子)

出勤途上、この梅の中にメジロが二羽いるのに気が付いたが動きが早く携帯画像では限界があるようだ。見て頂くにはメジロが出た時に静止画にして頂くしかない。




 さて、動画の梅の木は、自宅から歩いて3分のところにある小さな公園で撮影したもの。梅の根本に、木の立て札があり、梅にまつわる万葉集が引用されていた。

 『梅の花 今 盛りなり百(もも)鳥(とり)の 声の恋しき春来(きた)るらし』
(田氏肥人(でんしの うまひと))


   《訳》
   梅の花がいま真っ盛りです。いろいろの鳥の鳴き声に心ひかれる春が来たらしいですね。
 
{万葉集 巻五(八三四)}



 『我が背子に 見せむと思いし梅の花 それとも見えず 雪の降れれば」
(山辺赤人(やまべの あかひと))

   《訳》
   あなたに見せようと思った梅の花は雪が降り積もっているので、どの木なのか見わけがつけられません 
{万葉集 巻八(一四二六)}

  
   
   古来、梅の花は 日本人に愛される花ではあるらしい。春を呼ぶ花であるからであろう

   






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1 コメント

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Unknown (隠居パステルマン)
2018-03-02 22:30:15
 展覧会の絵を描いていたので、
殆ど外に出る事なく梅にも出会わなかった。

こんなに満開になっているなんて!
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