Hirakata turezure 四季のなにわ

あるとき、ときどき、いろんな思いをふっと向ける事柄があります。

What memorial day is it today?

2013年02月07日 | 日記
パナール・ルヴァッソール(toyota博物館)


日本における文明といえる機材やモノの使い始めは日本史史上、すべて外国からの渡来によって始まっている。自動車の歴史もしかり外国からの渡来による。
 西暦1900年の直前であった1898年(明治31年)の今日(2月6日)は自動車が日本に初登場した日であると朝のNHKラジオ「今日は何の日」に取り上げられていた。
その車はフランス人・テブレ氏が持ってきたとされているパナール・ルヴァッソール(軍用車両メーカーであるパナール社製造の車両)で、現在の貨幣価値に換算すると約1億円に相当する値段で販売しようとしたらしい。《誰も見向きもせず、もちろん購入する日本人はおらず、すぐ本国フランスに持ち帰られたことも付け加えられていた。》
同社は世界有数の老舗自動車メーカーとして知られているが、ガソリンエンジン車を作り、フロントエンジン・リアドライブ方式を取り入れたメーカーでもある。
その後の自動車作りのベースになってきたことには疑う余地はないが当時の日本では、のりものとして認知されていた「くるま」と言えば、人力車や馬車、自転車であったであろうと想像できる。今は常識である事前の市場調査なんてなかった時代。結末は明らかといえば話は簡単に終わる。
ラジオ大阪(OBC)毎週土曜日の12時10分から放送されている「ハッピーカーライフ」を聴いている。同番組のワンポイントアドバイスのコーナーに大阪スバルの方が正月から連続で出演されている。話が興味深い。スバルの前身は戦前に戦闘機を作っていた中島飛行機であり数社の合併を経て、現在の富士重工業が創立。今年で60年とのことである。ラビットスクーターから、伝説のスバル360とDNAは引継がれるが、今は万が一の時に衝突が回避できるシステムを備える先進安全自動車のアイサイト、フォレスターが販売の目玉になっているとのことである。 試乗しているテブレ氏をつい想像してしまう。