Hirakata turezure 四季のなにわ

あるとき、ときどき、いろんな思いをふっと向ける事柄があります。

卑弥呼の秘密

2009年11月16日 | 日記
先週、佐賀県吉野ヶ里歴史公園を訪ねた。2回目の訪問となったが、前回がまるで駆け足だった為、この遺跡が卑弥呼が統治した「邪馬台国」だったのかどうかを聞くことさえままならなかった。今回は若干のゆとりもあり、園内の催物会場、要所ではボランティアの説明を聞く等ゆっくりと見学することが出来た。
魏志倭人伝に表記された邪馬台国の景観となる宮室・楼観・城柵・温暖地(入園当日は汗ばむ気温)から、倭人伝にいう邪馬台国はまさにこの地、九州説に納得、納得。されども、この園を囲む広大な田園を櫓から見るにつけ、この遺跡が、後に古墳時代を経て大集権都市国家の機能を持ったと思われる大和政権に繋がるゾーンであったとするには逆に広すぎるのではないかと帰り道はもうとっくに畿内説に立つ身となってしまった。もちろん、かくいう自分は畿内説でも、九州説の支持者でもない。いろんな本読んでゆり動く、裁判員になってしまった。選択するのを諦めている。金印、紫綬の物件がでるまでは・・・・・