№36/53
ところで、役員立候補の申し込みの時の幼稚園の先生たち、前年度の役員さんたちの会話が想像される。「なかなか役員になり手がないわね。」「そうね。この人は仕事を持っていないのにno vocales だわ。」「あっ!これはマルだ。誰かな・・yo・・shi・・ ko・・?」「あの日本人だ。」
(「今日でいくつ?」・・・「さんさい・・・。」)
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ところで、役員立候補の申し込みの時の幼稚園の先生たち、前年度の役員さんたちの会話が想像される。「なかなか役員になり手がないわね。」「そうね。この人は仕事を持っていないのにno vocales だわ。」「あっ!これはマルだ。誰かな・・yo・・shi・・ ko・・?」「あの日本人だ。」
(「今日でいくつ?」・・・「さんさい・・・。」)
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美子もがんばった。バザーには日本式の巻きずしを提供した。評判は上々である。すぐに売り切れてしまう。夜の会議や講演会にも、内容はほとんどわからないが、出席だけはした。疲れているときなどつい弱音をはいたときもあるが、思い直して、夫婦そろってとにかく出かけた。
今年は「分館主事」という名前の地域の公民館世話係をしています。その仕事の中で大きなものに子ども会の世話があります。21日から夏休みに入り、さっそく毎朝のラジオ体操の世話をしています。小中学生14,5名、(そして幼稚園生2~3名)が近くの公民館広場に集合します。中学生が放送係で、前もって録音されている歌とラジオ体操を地区のスピーカーで流します。朝6時20分から流し始め、6時半からラジオ体操が始まります。
十数人の子どもたちは毎朝よくがんばって参加しています。低学年や幼稚園の子は上級生や大人を見ながら、見よう見まねでラジオ体操をしていますので、われわれ大人は気を抜くことができません。まねられて無気力な体操をされてしまいそうだからです。おかげで、朝から適度な運動になっています!
ラジオ体操が終わると、係の中学生が郵便局からいただいたカードにはんこを打ってくれます。その日に参加したという証明です。一日一日はんこの赤が増えていくのが楽しみです。都合で参加できなかった日ははんこがうってありませんので白いままです。これは、夏休みが終わるまで気になるものです。
このように、子どもを介して地域住民が顔を合わせる機会にもなりますので、これからも続いてほしいと思っています。
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しかし、役員会やいろいろな幼稚園の行事へは必ず参加しようと心に決めた。幸い、みんな親切である。美子のために、スペイン語でゆっくり話してくれる。幼稚園のいろいろな行事のたびに、美子の役割をきちんと教えてくれる。それもあまり負担のかからないところの仕事である。
(日本人学校での剣道の授業)
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№33/53
ということで、それから一年間、学級役員をやることになった。週に1回程度、役員の一人の家で話し合いがある。すべてスペイン語なので話し合いの内容はほとんどわからない。笑顔でうなずくだけである。情けないけどしょうがない。
(メキシコシティー南部のソチミルコの舟遊び)
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№32/53
みんなも笑顔で言ってくれた。「Yoshiko・・やろう!」 そうは言ってくれても、スペイン語どころか、英語にも自信がないのだ。しかし、こうまで言われたら断れなくなった。「しかたない。引き受けてしまったことだ。子供たちも日本語が通じない世界でがんばっているんだ。やってみるか。」
(11万人収容のサッカーのアステカスタジアム)
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№31/53
「いいじゃない。せっかく選ばれたんだから、やってみたら・・?いい経験になるわよ。スペイン語がわからなければ、英語に訳してあげるから。あなたみたいな明るい人がいてくれると助かるし、幼稚園の先生も喜んでいたわよ。」