メキシコこぼれ話 №50(大使館ナンバーについて)
日本人学校の文科省派遣教員(当時)は、車のナンバーに大使館ナンバーをいただいた。日本人学校の職員は「民間外交官」という位置づけらしい。これはありがたかった。大使館ナンバーの車は、言ってみれば「治外法権」である。ある日、お祭りのとき、シティー中心部へ車で出かけた。駐車場はいっぱいで、路上駐車の車も多かった。車を止めていないスペースがあったが、「駐車禁止」の立て札があった。他に止める場所もなかったので、だめでもともとで、近くに立っていた警察官に聞いた。「ここに車を止めても良いですか?」その警官は、車の前に回りこんで、大使館ナンバーがついていることを確認すると、「この車ならいいよ。」と言ったのである。特権をふりかざすのは気が引けるが、このときはお言葉に甘えさせていただいた。ただ、いいことばかりではないのだ・・・・・。(次回へ)
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