朝からの春のような温かい風に誘われて相模湖まで小さな旅をしてきました。
行きは中央高速道路で相模湖へ行き、湖畔のレストランで昼食をとりました。
湖の傍には平日無料の大きな駐車場があります。
午後に湖のほとりを散歩し、帰りは甲州街道の大垂水峠を根気良く登って、帰ってきました。
帰りに小原宿の底沢橋から美女谷へ分け入り、美女谷温泉を探訪しました。
ところがその宿は廃業になっていました。秘湯や山間の素朴な温泉の愛好家にとっては有名な温泉でした。
昭和時代のはじめから、つい最近まで、多数の人々が訪ねて行った宿でした。それがひそかに廃業しているのを見ると時代の流れの早さに、しばし感慨が湧いてきます。
下に早春の相模湖の風景を示します。
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下の写真はトンビの舞う様子を撮った写真です。東京の住宅街にはトンビが飛んでいないので家内が珍しがって撮りました。
下は小原宿のそばの底沢橋から美女谷温泉の入口に立っている看板です。
この看板の左手前に以下のような説明板が出ています。照手姫という美女の生まれた谷なので美女谷と言われたという伝承です。
照手姫の物語をこのように大切にし、看板をあちこちに掲げている人の心が美しいと感じながら車を運転して帰ってきました。
なお照手姫の伝承はいろいろな種類があります。
上の看板はその幾つかある伝承の一つです。
詳しくは、http://www.sagami.in/rekishi/terute.htmlをご覧下さい。
早春の相模湖へ小さな旅でした。(終わり)