後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「春の歳時記、桃の花と雛祭り」

2024年02月27日 | 日記・エッセイ・コラム
季節の廻りは早いものです。節分が終わったと思ったらもう雛祭の季節です。この季節の歳時記と言えば桃の花と雛祭りではないでしょうか?けれども桃はまだ咲きません。
そこでお雛様と紅梅と野点の写真をお送りいたします。紅梅と野点の写真は府中市郷土の森博物館公園で撮りました。
1番目の写真は家内が実家から持って来たお雛飾りです。
2番目の写真はデパートに飾ってあった簡素な雛飾りです。この方がお手軽で飾りやすいです。
3番目の写真は今年の我が家の雛飾りです。
4番目の写真は府中市の郷土の森博物館公園の紅梅です。
5番目の写真は毎年行はれる郷土の森博物館公園の野点です。

思い返してみると雛飾りを見たのは新婚の頃でした。男だけの3人兄弟でしたから女の子のお祭りとは縁が無かったのです。妻が実家から持ってきた雛飾りは1番目の写真はのように七段ありました。
しかし何年か後には七段の雛飾りは飾るのが大変なので小さな木目込み人形の内裏雛を買いに行きました。そうしたら2番目の写真のように簡素なものをいろいろ売っています。
毎年3月3日がちかづくと簡素な雛飾りを床の間に飾り、菱餅や雛あられや白酒を供えています。毎年妻が小声で「明かりをつけましょぼんぼりに・・・今日は楽しい雛祭」と歌っています。もう60年以上続く我が家の季節の歳時記です。
男の孫達3人が幼い頃は毎年、家内と雛祭りを楽しんでいたものです。こまごました雛を箱から出して飾ったり、ちらし寿司や菱餅、雛あられを食べたり白酒を飲むのが楽しかったようです。
ある年になって孫達は、「もうそんな年じゃないよ! 雛祭リはカンベン、カンべん!」と言って寄り付かなくなりました。
雛祭りには桃の花を飾りたいところです。しかし関東では4月末にならないと桃畑が咲きません。ですから4月末になると毎年、山梨県の桃の産地に満開の桃畑を見に行ったものです。
南アルプスの雪の山稜を背景にして咲く桃畑の風景はまさに桃源郷のようでした。

今日は春の歳時記として雛祭りと桃の花について書きました。

 それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)

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