1972年にストックホルム工科大学のエケトルプ教授に招待されて4ケ月滞在していた折に北欧への旅もしました。 ヘルシンキ工科大学のハイキンハイモ先生を訪問しました。
寂しい北国への独り旅でした。 冷えた私を温かく迎えてくれたのがハイキンハイモ先生でした。先生は私を自宅での夕食にも招待してくれました。
フィンランドが辺境の地にあり外国と隔絶した国であることを体験的に理解出来ました。思えば遠くに来たものです。
ハイキンハイモ先生は自宅に招待してくれただけでなく大学のサウナへも案内してくれたのです。
さてここでフィンランドはどういう国なのかご紹介したいと思います。
フィンランドは北欧のスカンジナビア半島の北端にある国です。国土の約80%が森林や湖沼、河川に覆われています。 「湖沼の国」という意味が転じてフィンランドという国名になったといわれています。
人口は554万人ほどの小さな国です。 しかし国連が毎年発表する「世界幸福度ランキング」では、2023年で6年連続となる1位になっています。 豊かな自然に恵まれ、社会保障や教育システムが充実している暮らしやすい国です。
ここで寫眞をお送り致します。

1番目の写真は夏の晴天の日のヘルシンキです。こんな日はめったに無いそうです。いつもはどんより曇っており暗く寒いそうです。 写真の出典は、https://www.skyscanner.jp/news/finland2023 です。

2番目の写真はフィンランドの農村の風景です。湖が多いので農地は湖の間ににあります。 写真の出典は、 https://www.skyscanner.jp/news/finland2023 です。

3番目の写真は雪に覆われたフィンランドのサウナの小屋です。後に母屋が建っています。 写真は「フィンランドのサウナの写真」を検索して、インターネットの写真から選びました。

4番目の写真はサウナ小屋の内部です。 写真は「フィンランドのサウナの写真」を検索して、インターネットの写真から選びました。
北欧のサウナは白木だけで内装された素朴なサウナです。北欧で私が入ったサウナは隣に白木の脱衣所を兼ねた談笑室がありました。
そこで野の果物でつくった 蒸留酒をハイキンハイモ先生と一緒に飲みました。楽しい懐かしい思い出です。茫々、50年余の前のことです。
今日は北欧のフィンランドへの独り旅とサウナの話を書きました。フィンランドははるかに遠くなりました。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたしす。後藤和弘(藤山杜人