このブログには色々な方からの寄稿や投書をご紹介しています。その上で他のブログに掲載されている感動的な写真や絵画を作者の許可を頂いて転載しています。
ブログの紙面の記事の内容が幅広くなり、色々な読者の方々のご満足が頂けるように努力している心算です。
しかし一番重要に考えている事は、興味ある人々に直接会って考え方を聞くことです。未知の人にいきなり会うことは勇気が要ります。私は生来、人付き合いの悪い人間でした。以前は知らない人に声をかけるなどということは絶対にしませんでした。
ところが最近はブログの取材という使命感が出て来ました。それがあると知らない人へもインタビューが出来るのです。驚きの体験です。
色々な人々に直接会い、本音の話を頂き、それをこのブログでご紹介するのです。その上関連の写真を撮らせて貰い、記事に組み合わせて掲載します。最近の例は、先日の記事で紹介した「アジアの手織り・草木染め布の展示会」の訪問記の中にあります。主催者の ひかるのさんのアジアの伝統技術へ対する強い憧憬の念をご紹介しました。そして彼の人生観の一端を紹介したのです。こういうことは直接お会いしないと書けない記事内容です。
昨日も神林さんという水墨画の女流大家と、そのお弟子さん達の作品の展覧会に行きました。神林さんに直接お会いし、お話を聞きました。彼女の印象も含めて数多くの写真で展示作品の紹介記事を作りました。
最近、感動したインタビューはニコライ堂の事務所に飛び込んで、偶然、聖職者の金田一豊伝教師と話が出来たことです。
私、「カトリックの信者ですが、ロシア正教の事をブログに書きたいので教義書を売っていただけませんか?」
彼、「私も以前はカトリックでした。でも現在は日本正教会の伝教師をしています」
私は一瞬心に迷いが出ます。これを聞いて失礼ではないか?しかしこれが一番肝心な質問です。
私、「何故、宗派を変えられたのですか?」。彼はしばし私に分かりやすい文章を考えていました。そして、
彼、「正教は原始キリスト教を忠実に受け継いでいます。正教に変えるともっとイエス様の近くに居るように思えるからです」。なんと素晴らしいお答えでしょう。私も時々、もっとイエス様の傍にいたいと思うことがあります。一瞬にして分かる明快なお答えです。
そこで自分の住所、メールアドレス、ブログのURLなどを明記した名詞を出しました。
私。「ブログへご紹介したいので、後でメールで質問を送りましから寄稿して頂けませんか?」
彼、「私のアドレス、電話番号を書きますからちょっとお待ち下さい」
昨日メールで私の質問3つへ対して3つの文章を送って下さるというご返事を頂きました。受け取りましたなら、いずれこのブログへ掲載致します。
このような直接的な取材が出来たので、大変嬉しくなり聖ニコライの事などを最近数回の記事にして掲載しています。関連の写真も組み合わせて掲載しています。
私はこのような取材をしながら写真と組み合わせブログの記事を書いています。
(終り)
今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。藤山杜人