ウルトラヴァイオレットとグエルム

　久々にDVDを借りてきた。ウルトラヴァイオレット、これ原作は漫画なのね。主演はバイオハザードのミラ・ジョボビッチ、元はロシア系かな、この名前。

　徹底的に荒唐無稽なのはしょうがないが、後で思い出すとイーオンフラックスとゴチャゴチャになってしまいそうだ。設定も含めて似すぎ。どっちかがパクッたんじゃないかと思うほどだ。

　ついでに借りたもう一作、韓国映画のグエルム。

　

　妙な化け物が出てきて大騒ぎするんだが、登場人物があまりにも愚かな行動をするので白けてしまうし、やりとりは喜劇仕立てで変な映画だ。１．５倍速で流してしまった。

　韓国映画はちょっと評判になったがどの映画もなんだかなぁというものばかりだ。人物が類型的で底が浅いというか単純で、そんなことないだろうと突っ込みたくなるものばかりである。

　シルミドなんていうのがあったが兵士が肩を組んで泣いたり、戦争中の日本映画を思い出してしまった。人間の捉え方が表面的過ぎるのだ。

　とは言え最近はあまりシリアスなものは見る気がしない。人種差別や民族紛争に巻き込まれた子供の悲劇とか、解決できない問題を突きつけられても暗くなるばかりである。

　三昔程前はミュージカルなど見てホンワカと幸せな気分になったもんだが・・・・・。