遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

枝 豆

2019-09-15 16:18:47 | 日記
令和元年9月15日(日)

枝 豆 : 月見豆

大豆の未だ青いものを枝のまま採取し、
莢如茹でて食べる。



名月に供えるので、「月見豆」ともいう。
「豆名月」は、陰暦の9月13日であり、
今年は10月11日となるり、この日を
「後の月見」といい「豆、栗」等を供える。

東北等では、この豆を擂り潰して餅に付け
て食べ「ずんだ餅」と呼ばれている。


塩茹でにして、ビールのおつまみとして
人気がある。

居酒屋などへ出かければ「先ずはビール」
お通し等で、頼まなくても出てくるのが
枝豆である。ビールはどんどん進む、、、


その他にも、枝豆を擂り潰し、ミキサーに
掛けミルクを加えてのスープは、冷して
も温めても美味しく、彩りも良い。
枝豆のご飯も、色と香りでとても美味しく
頂ける。

椀物や掻揚げ等も旨い、、、

余談になるが、日進市に住む句仲間が、
毎年お月見の夜、この辺りでは「お月見
どろぼう」という習わしがあり、十五夜に
子供達がご近所を周り、お菓子を貰って
歩く風習がある」と教えてくれた。
多い子は10幾つ貰ったと自慢気だとか。

13日朝刊の市民版にもこの記事が載った。
昔は、子供達が月見のお供えの団子や芋等
をこっそり盗む事が許された。この由来が
現在ではお菓子を貰い歩く様になった。
この辺りでは、名古屋市東部、長久手市、
日進市等で行われている様だ。
(中日新聞、9月13日朝刊 より)


今日の1句

晩酌に枝豆の在る平和哉    ヤギ爺