遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

鶏頭の花

2019-09-04 16:40:18 | 日記
令和元年9月4日(水)

鶏頭 : 鶏頭花

二学期が始まり、子供等もやっと通学に
慣れて来たようで、少しづつ元気が戻り、
元気な声が飛び交う様になってきました。

通学路の庭先に鶏のトサカの様な真っ赤な
花が彼方此方に見られる。
その名の通り「鶏頭の花」である

鶏 頭  

熱帯アジア原産とされるヒエ科の一年草。
9月上旬頃、鶏冠状の紅、赤、紅紫、黄、白
等の花が咲く。
美麗で、観賞用として庭等に植えられる。
仏花、生け花等にも広く親しまれている。

古名を「韓藍」(からあい)と呼ばれ、花汁
を染料として使用されて来た。
万葉集では「からあるの花」と詠まれている。
現代俳句では、鶏頭というと「燃ゆ」「炎ゆ」
などの形容が多く使われているが、これは花
の鮮烈な赤さが詩の象徴として愛されている
からである。

鶏頭はその花冠の形より様々に分類される。


鶏冠 鶏頭 : 鶏のトサカの様に帯化した。


久留米鶏頭 : 花冠が球形となった。


房 鶏頭  : 柔らかな鳥の羽毛状。


槍 鶏頭  : 花が密生し槍の穂先の様。

その他にも、扇鶏頭、箒鶏頭、紐鶏頭などが
ある。

扇 鶏頭(扇状の花冠)


箒 鶏頭(箒の様な花冠)


紐鶏頭(花冠が紐状に連なる)

今日の1句

鶏頭の雨諍ひてさらに燃ゆ     ヤギ爺