遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

蓼の花

2019-09-11 15:55:07 | 日記
令和元年9月11日(水)

蓼の花 : ままこのしりぬぐい

タデ科の一年草 高いものは1m位ある。
花は初秋から咲き始める。

4、5cmの花穂に紅紫色、時に白色の
花を沢山付け、秋の水辺、山野に彩りを
添える。中でも桜蓼の淡紅色の花は桜に
似て美しい。


普通には柳蓼(夏)を指すが、犬蓼、大
犬蓼、粘蓼、細葉蓼等その種類は多い。

蓼食う虫も様々(ことわざ)

蓼の様な苦みのあるものでも好んで食べる
虫が居る様に、人の好みは様々であると
いうこと。(他人の悪趣味について言う)
それをどうのこうのと言うべきではない。
例えば、激辛料理を好む人もいれば、
他人から見れば、あんな器量の人の何処
が好いの? 等々、人それぞれである。
蓼を好んで食べる虫に蓼虫がある。
りょう虫と呼ばれるホタルハムシの甲虫。

ままこのしりぬぐい(継子の尻拭い)
蓼の花(秋の季語)の副題

ままこのしりぬぐい

タデ科イヌタデ属で、葉や茎に棘が密生し
三角形の葉は桃の葉に似ている。


山野に生えるピンク色の米粒の様な花。


継子は血の継がらぬ、実子でない子供。
つまり実施でない子の尻を拭う時は、
こんな棘のある葉や、茎で尻を拭う。
昔は継母が継子に対してイジメ的な行い
をしてきたという、その例え話である。
トイレットペーパー等が無い時代に木の葉
や蕗の葉っぱ等が使われた頃の話であるが、
こんな棘のある植物で尻を拭う事はない
と思うが、継子イジメの例え話である。

現在、連日の様に全国各地で「幼児虐待」
が後を絶たぬ、、、、、
正に継子の尻ぬぐい」でなかろうか、、
日本ではこれに対する罰則が世界に比し、
甘すぎる様である。
幼児の生命を優先し、親達の(特に母親)
考えが甘すぎる。直ぐに子を産み離婚し、
いい加減な男に走る、直ぐに子が邪魔に
なり、躾ではなくイジメである。
男と共謀である。直ぐにDVだと言うが、
普通(人の心)で在れば、自分の命を犠牲
にしても、わが身を持って子を守るのが
母ではないか、、獣達でも強敵に必死に
身を挺して子を守る映像を目にするが、
彼等、彼女等は獣以下で在ろう、、、。

少子高齢化の世の中、子は宝である。


今日の1句

虐待を躾まま子の尻ぬぐひ    ヤギ爺