フランス人観察記録

日本人から見て解ってきたフランス人の考え方、行動についての覚書

カテゴリーの説明

カテゴリーは居住地によって分けています

彼らのニックネームは「新潟大」

2011年07月03日 | パリ郊外

この年は、一気に友人が増えた。

なぜなら、仕事の昼休みに興福寺でよく休憩をしていたのだ。

早く言えば「フランス人ハント?」と言えようか。

おにぎりをささっと食べて、通り過ぎる外国人旅行者を見ていた。

 

このころ私は大体だが、外見だけでフランス人を見分けることもできるようになっていた。

正確に言うと、ラテン系の国の人(イタリア、スペイン、フランス)がおおよそ、判別できる。

 

特徴としては服装、一般に黒っぽい瞳と髪で小柄(もちろんアルザスやノルマンディーなど、地域などにより必ずしも当てはまらない場合もある)、表情が豊か、歩く姿が美しい。

 

この時出会った家族四人もお父さんが表情豊かで、年頃の娘さん二人も愛きょうのある子たちだった。

そして前述のピンクの縁の奈良の地図を持ってたので確信した。

「ボンジュール」と話しかける。異国の地で自分の国の言葉で話しかけられて、悪い気がする人はいないだろう。

たとえ片言であってもすぐににっこり!!

「どこで習ったの?」などとどんどん質問が来て、あっという間に仲良くなる。

フランス人は、もともとおしゃべりな人たちなので、ちょっとつつく?と、一気にお澄ましが崩れるのである。

 

娘さん(長女)が新潟大に留学していて、彼女を訪ねて親子四人日本旅行中であった。

たったこれだけ、10分もない立ち話だった。そしてアドレス交換である。

 

出会いの場では、印象が薄かったお母さんだが、帰国後は彼女とメールのやり取りが続いている。

パリ郊外(南の方)に住んでいることが分かった。  

                         

 

家族のことをメールで知らせてくれたり

バカンスやクリスマスの様子の写真をよく送ってくれる。

 

奥さんは定年前、会社がアメリカの会社に吸収され、働く環境が厳しくなり、定年を心待ちにしていた。

そして今年、念願の定年を迎え、さあこれからと、旅先の写真が多くなってきた。

「いつフランスに来る?」と再会を楽しみにしてくれているのだが、パリ郊外は何となく、行きそびれてしまう。

パリ在住の友人に世話になりながら、パリ郊外へ行きたい、ましてや泊まりたいとはなかなか言いづらく、心苦しくも黙って渡仏している。

 

彼女がリタイアしたこともあり、次回は訪ねてみることにしようか。

 

 

 

 

 

 

 


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