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阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や平和構築活動、趣味や日常生活についてメッセージを発信します。

フィンランド議員団との昼食会

2010年02月08日 22時35分17秒 | 政治
 今日は、予算委員会の応援の後、政策会議やNGОの勉強会をハシゴする一日でした。

 さて、お昼には、参議院議長公邸で来日しているフィンランドの議員団との昼食会がありました。ずっと前からお世話になっているツルネン・マルテイ議員にお誘い頂いたこともあり、張り切って参加しました。10人の議員のうち7人が女性議員だったことに驚きました。

 2008年にノーベル平和賞を受賞したマルティ・アハティサーリ氏はフィンランドの元大統領です。スマトラ島大津波で最大の被害を受けたアチェ自治区とインドネシア政府の和平を実現させた仲介役を務めました。私も現地に復興支援に行きましたが、人類史上最悪レベルの災害を長年の紛争解決につなげた手腕に感服しました。小さな国だけど、和平の調停役として大きな存在感を示すフィンランドの外交は、私の研究テーマのひとつでもあります。

 フィンランドと言えば、充実した福祉、ノキアなどのIT企業や環境技術が有名です。そして、それを支えているのが世界一とも言われる教育レベルです。また、このような政治の方向性を決める上で、女性が議会の半数以上を占める政治が果たしている役割の大きさを実感しました。日本が参考にすべき政治や社会の在り方について、学ぶことが多い国です。政治家として、是非、訪問したいと思いました。


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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学力世界一 (三高 章)
2010-02-09 08:28:25
フィンランドはOECD(経済協力開発機構)が実施した学習到達度調査で学力が世界1位にランクされています。
一方で、日本で氾濫する学習塾や受験予備校のようなものはないと聞いています。
2008年、ノーベル物理学賞を受賞した益川敏英氏は、「受験勉強こそ、教育の最大の弊害」という主旨のことを話されていましたが、日本においても真の教育の在り方が問われるところです。
教育者でもあった阪口さんには、教育改革の面でも期待するところ大です。
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フィンランドの教育について (柳川純子)
2010-02-10 23:03:25
私も、フィンランドといえば、教育が世界トップレベルであることが印象強いです。
日本と比較してみると、高校進学は中学校卒業時の成績で決まり、自分の卒業成績が悪いと思えば、もう一年余計に中学に通うことが可能なのだそうです。義務教育での留年制度ですね。
また、小学校では、一週間の時間割に「白紙」の欄があり、野外に出かけて絵を描いたり、登山を楽しんだりする体験学習の時間を設けているそうです。素晴らしいです!
教育予算が3.5%の日本に対し、フィンランドは
約2倍近くの予算を組まれています。
ちなみに日本は、世界29ヵ国中28位だそうです。教育にも力が入れば、学習塾に通わせたりする二度手間(?)みたいなのが無くなるのではないでしょうか。フィンランドには学習塾がなく、子ども達は学校から帰宅すると家の手伝いをしたり、家族とのコミュニケーションを大切にするそうです。環境のゆとりかな。
羨ましいものです・・・。
生意気な表現で失礼いたしました・・・。
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