昨日は、中禅寺湖畔にある避難所「アジアン・ガーデン」を訪問しました。
アジアンガーデンのホームページに掲載
この避難所は、以前にもこのブログで紹介しました。バングラデシュ人のアクタール・ホーシェン氏が、「日本のために恩返しをしたい」との一念で、自ら経営するホテルを無償提供しています。南相馬市や双葉町など、福島第一原発の周辺に住む方々を、介護が必要な人を中心に受け入れています。
苦しい時だからこそ果たすべき責任
ホーシェンさんからはずっと訪問を要請されていたのですが、宮城県や岩手県への支援が私の担当だったので、なかなか実現できませんでした。しかし、昨日は外務省でバングラデシュを担当する吉田課長補佐と一緒に訪ね、被災者の方々からじっくり話を聞くことができました。
昨年収穫した米さえも売れない。ACのCMよりも風評被害をなくすためのCMが欲しい、もっと原発の復旧作業現場で働く方々を呼んで話を聞くべき、また、被災者を対象として身分証明書を発行し、様々な手続きの負担を軽減して欲しいなど、多くの声に接しました。今回も、仮設住宅に入った後の仕事をどのように見つけるのか、多くの方々が不安に駆られているのを実感しました。とにかく復興プロセスの中に雇用をつくっていく格段の配慮が必要と感じました。
今週は外務委員会の質問を行う予定です。毎日、長時間、会議や勉強会の予定でいっぱいですが、震災からの復興を後押しする内容を多く含んだ内容にと、準備を続けています。
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