阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

ミャンマー国軍の正当性、人権蹂躙にお墨付きを与える国葬であってはならない

2022年09月26日 16時35分14秒 | 政治

岸田首相は安倍氏国葬の根拠を『民主主義を守り抜く決意を示すこと』と言います。選挙で選ばれた政権をクーデターで転覆させ、市民を虐殺、弾圧し、民主主義を破壊し続けるミャンマー国軍。その駐日大使を招待することに多くのミャンマー人から抗議の声が届いています。

国葬への招待はミャンマー国軍の正当性、さらに人権蹂躙にお墨付きを与えることになります。国葬をさらに蔑める暴挙です。G7では唯一の首脳だったカナダのトルドー首相も欠席。ハリケーン対応と言っていますが、私はミャンマーの国軍の代表を招待したことも欠席の要因ではないかと見ています。

6000人の出席を目指していた国葬は、元国会議員など当初予定していなかった人々にも招待状を送り水増しを図ったにもかかわらず、結局出席者は4300人とのことです。これでは実質は『サクラが見る会』になりそうですね。