阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

改革政党への原点回帰、そして改革の力を結集!

2014年06月07日 22時44分30秒 | 政治

 今日は橋本市やかつらぎ町を中心に街宣カーに乗って街頭演説を続けました。日本維新の会が分党した経緯や、私が橋下代表を中心とする新党を選んだ理由などをマイクを持って訴えました。

 私たちの理念は『改革政党への原点回帰』。この言葉に尽きると思います。維新は改革政党であるという原点はこれからは決して見失ってはなりません。

 そもそも橋下代表が圧倒的な支持を得たのは、既得権のかたまりだった大阪府、そして大阪市の改革を断行し、極めて短期間に行政の効率化を実現からです。さらに既得権の極みでもある原発についても、安易な再稼働に反対し、原発に依存しない社会の実現に向けて力強い発信を続けていたからだと思います。

 小さなお子さんを持つお母さんなどから「橋下さんは嫌いだけど原発をなくすには橋下さんにすがるしかない。だから支持している!」こんな言葉を何度か聞いたことがあります。橋下さんのキャラクターについて賛否はあっても、類まれな実行力と発信力は誰もが認めるところだと思います。

 ところが、石原慎太郎氏率いる旧太陽の党と合流すると原発政策については「2030年代にフェードアウト」というあいまいな表現になり、維新は原発を推進するのか脱原発なのか、どっちやねん!という声が多く寄せられるようになりました。 

 今、私が事務局長を務める党の『エネルギー調査会』では、再生可能エネルギーが原発の代替エネルギーになり得るのか等、原発政策の根拠について議論を続けているところです。しかし、いつまでも原発に依存する社会に持続可能性はありません。日本はエネルギー分野、そして環境分野において世界に先駆けた挑戦を行い、世界最先端の脱原発経済システムを機能させるモデル国家を構築すべきです。できるかどうかではなく「やる」と強力な政治的意志を示すことが重要。原発に注ぎ込まれてきた税金を再生可能エネルギーなどの新技術の開発や固定価格買い取り制度などに投入して競争力を強化。先駆者利益と尊敬を勝ち取る方向に進めるのが維新の役割だ! こんな演説を続けました。

 新党は37人のスタートになりました。当初の想定よりは若干少ないのですが、結いの党、そして民主党との合流を目指す上で、政策的に近い考えを持った人々が残ったと思います。右でも左でもなく真っ直ぐ前へ進む改革政党として、現実を踏まえた上での理想の社会の実現を目指していきます。