阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

「多数決で決めて、決定には従う」政党文化への最初の一歩

2013年02月08日 23時22分17秒 | 政治

 今日は私が部会長を務める「国家政策部会」で維新の歴史が生まれました。内閣府提出の「地域活性化支援機構法案(株式会社企業再生支援機構法の一部を改正する法律」について、議論の後、多数決で賛否を決め、政策調査会の方向性を決めたのです。

 「徹底的に議論して多数決で決め、その決定には従う。しかし、反対意見はしっかりと記録に残し尊重する」それは、私たち日本維新の会が新たに作ろうとしている党としての文化です。まずは政策調査会としての方向性を明らかにする手段として、法案について重要と思われるものについては政調の役員会で問題提起する、または、各委員会の主査をはじめとする議員から提案を受けて部会を開催し、議論の上で採決をするという試みの、今日は最初の一歩でした。

 私は党としての意思決定の在り方を進化させることに強いこだわりを持っています。民主党時代、「社会保障と税の一体改革」などについて素晴らしい議論の後、「政調会長一任」について大モメになり、その部分だけが報道され、それまでの議論の意味が全く理解されない苦い経験をしてきました。これが、民主党への国民の不信感につながったことを思えば、党の意思決定の在り方、党内民主主義の在り方については試行錯誤を重ねた上で、もっとも機能する方法を作り上げていかなければと思います。今日はその第一歩。私が責任者を務める部会で最初の一歩を踏み出したことに、身が引き締まる思いでした。



写真上:今日の「国家政策部会」にて意思決定の方法について説明する私


写真上:アフリカ市民協議会の方々と、TICADにおける市民社会の問題提起について議論


写真上:日本キルギス議連にて司会を務め、今月の大統領訪日対応や、5月のキルギス・シルクロード国際マラソンについて話し合いました。


写真上:先週末におこなわれたこおるどフェスタにて豆まきを行う私