阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

対話、対話、対話の日々

2010年12月30日 23時09分32秒 | 政治
 カンボジアとラオスでの調査から戻ってきた後、ここ10日ほどは、毎日、朝から晩まで地元を歩き続けています。

 候補予定者だった頃、私は連日、農業を、過疎地域を歩いて地域の問題について対話を続けていました。また、2年間、ほぼ毎朝、路上での「ストリートファイト」を続けていました。しかし現職になると以前のようには時間が取れません。街頭・駅頭活動や自転車街宣など、やりたいことは沢山あるけれど、まずはお世話になった方々、その中でもしばらくご無沙汰してしまった方々、また、私や民主党に対して怒っている方々への挨拶まわりを続けています。

 正直、風当たりの強さに心が折れそうになります。しかし、地域の応援者は、この自民党帝国の中、商売や地域の人間関係さえも省みず、政権交代に、そして私に未来を託してくださった方々であり、また、地域での猛烈な逆風の盾になってくださっている方々でもあります。真剣に怒ってくださること、その中でも、温かい助言をくださることに、感謝の言葉しかありません。

 少子高齢化、人口減少、1千兆円にもおよぶ財政赤字。社会保障費は増え続け、中国の台頭でアジアにおけるパワーバランスも激変しています。日本が大きな岐路に立つ今こそ、新しい時代に相応しい政治のリーダーシップが必要です。

 昨年8月、皆さんの力で政権交代を実現させて頂きました。未だ十分にご期待に応えているとは言えませんが、無駄を生み出す構造の改革、
医療や介護、子育て支援に税金の配分を変えるなど、大きく変わったことも沢山あります。

 日本が危機にあるからこそ、政権交代の原点に立つ必要があります。できる限りの対話を重ねて地域の声を聞き、国政に反映させる覚悟です。
 

 写真:私がラオスで面談・対話した「トンシン国民議会会長」です。(本文とは直接関係ありません)