国会議員のための「世界で一番大きな授業」を開催しました。(4月20日)
朝日新聞記事
動画はこちらです
3人の女子高校生が先生役になり、私たち国会議員が生徒役を務めました。高校生たちは、子供たちへの教育支援の必要性、とりわけ、貧困の固定化を防ぐため、発展途上国の子供たちへの基礎教育が重要であることを、質問を重ねながら訴えました。いつ指名されるかわからないので、国会議員の皆さんもかなり緊張しながら授業を受けられたのではなかったかと思います。しかし、岡田外務大臣をはじめ、皆さん、積極的に参加してくださったこと、そして、彼女たちの素晴らしいプレゼンテーションのおかげで活気のある会になりました。
高校生たちはリボンを使い、146兆円が軍事費に使われていること、また、世界中の子どもたちが学校に通えるために必要な援助額が1兆6000億円であることを、それぞれの費用をリボンの長さで示しながら実演しました。私たちは、その長さの違いに驚き、たった4日間の軍事費用が転用されるだけで全ての子どもたちに教育の機会が生まれることを再認識しました。
日本のODAにおいては、発展途上国に対する基礎教育の予算額が他の全ての提供国との比較で約3分の1と非常に低くなっています。これは改めるべきであること、また、中所得国から低所得国へ、高等教育から基礎教育への援助の軸足を移すべきであることなどが、提案されました。
また、俳優の滝田栄さんの報告も印象深いものでした。ビックリするほどの長身(185cm)で、深く優しい目をされていて、超一流俳優としてのオーラを感じさせる方でした。インドのスラムにおいて長年続けて来られた教育支援活動について話されました。ゴミの中に生まれ、ゴミの中に死んでいくことを運命づけられていた人々。しかし教育の機会を与えられたことで、多くの子どもたちが大学や大学院に通えるようになり、今、大きな使命感を抱いて医者や政治家を目指していることを、写真を見せながら紹介してくださいました。
私の事務所が国会議員側の窓口になり、私は質疑応答の司会を務めました。このイベントの意義を強く感じていたので、私自身が100ヶ所以上の事務所をまわり、議員本人や秘書の方々に活動の趣旨をお話して出席を依頼しました。残念ながら本会議が長引き、引き続いて委員会やマニフェスト研究会が行われたので、参加を約束してくださっていた多くの議員が代理出席になりました。しかし、21人の国会議員、そして岡田克也外務大臣が参加してくださり、関係者の方々が「大成功」と口を揃えて下さったことをうれしく思いました。
「世界で一番大きな授業」は、教育分野NGOの世界組織であるGlobal Campaign for Educationの呼びかけで、毎年4月に「世界中子供に教育を」というテーマでキャンペーンを実施しています。日本では全ての人が教育を受けられる世界を目指す「教育協力NGOネットワーク(JNNE)」が途上国の教育支援を広める活動を行っていますが、昨年は、世界120ヶ国で1200万人以上が参加する大きなうねりになりました。
今年はさらに「大きな授業」を目指し、FIFA(国際サッカー連盟)とも連携して実施しました。各国のサッカー選手の他、ラーニア王妃(ヨルダン)、ブラウン英首相、ヒラリー・クリントン米国国務長官、パン・ギムン国連事務総長もサポーターに名前を連ねています。間違いなく、昨年を大きく超える運動になったことでしょう。
何よりも大切なのは人づくり。私たちの理念の正しさを再認識する機会にもなりました。
写真:3人の女子高校生、滝田栄さんとともに。
阪口直人政治活動ホームページ
阪口直人国際協力活動ホームページ
阪口直人のつぶやき(ツイッター)
ブログ「もうひとりの阪口直人」
朝日新聞記事
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3人の女子高校生が先生役になり、私たち国会議員が生徒役を務めました。高校生たちは、子供たちへの教育支援の必要性、とりわけ、貧困の固定化を防ぐため、発展途上国の子供たちへの基礎教育が重要であることを、質問を重ねながら訴えました。いつ指名されるかわからないので、国会議員の皆さんもかなり緊張しながら授業を受けられたのではなかったかと思います。しかし、岡田外務大臣をはじめ、皆さん、積極的に参加してくださったこと、そして、彼女たちの素晴らしいプレゼンテーションのおかげで活気のある会になりました。
高校生たちはリボンを使い、146兆円が軍事費に使われていること、また、世界中の子どもたちが学校に通えるために必要な援助額が1兆6000億円であることを、それぞれの費用をリボンの長さで示しながら実演しました。私たちは、その長さの違いに驚き、たった4日間の軍事費用が転用されるだけで全ての子どもたちに教育の機会が生まれることを再認識しました。
日本のODAにおいては、発展途上国に対する基礎教育の予算額が他の全ての提供国との比較で約3分の1と非常に低くなっています。これは改めるべきであること、また、中所得国から低所得国へ、高等教育から基礎教育への援助の軸足を移すべきであることなどが、提案されました。
また、俳優の滝田栄さんの報告も印象深いものでした。ビックリするほどの長身(185cm)で、深く優しい目をされていて、超一流俳優としてのオーラを感じさせる方でした。インドのスラムにおいて長年続けて来られた教育支援活動について話されました。ゴミの中に生まれ、ゴミの中に死んでいくことを運命づけられていた人々。しかし教育の機会を与えられたことで、多くの子どもたちが大学や大学院に通えるようになり、今、大きな使命感を抱いて医者や政治家を目指していることを、写真を見せながら紹介してくださいました。
私の事務所が国会議員側の窓口になり、私は質疑応答の司会を務めました。このイベントの意義を強く感じていたので、私自身が100ヶ所以上の事務所をまわり、議員本人や秘書の方々に活動の趣旨をお話して出席を依頼しました。残念ながら本会議が長引き、引き続いて委員会やマニフェスト研究会が行われたので、参加を約束してくださっていた多くの議員が代理出席になりました。しかし、21人の国会議員、そして岡田克也外務大臣が参加してくださり、関係者の方々が「大成功」と口を揃えて下さったことをうれしく思いました。
「世界で一番大きな授業」は、教育分野NGOの世界組織であるGlobal Campaign for Educationの呼びかけで、毎年4月に「世界中子供に教育を」というテーマでキャンペーンを実施しています。日本では全ての人が教育を受けられる世界を目指す「教育協力NGOネットワーク(JNNE)」が途上国の教育支援を広める活動を行っていますが、昨年は、世界120ヶ国で1200万人以上が参加する大きなうねりになりました。
今年はさらに「大きな授業」を目指し、FIFA(国際サッカー連盟)とも連携して実施しました。各国のサッカー選手の他、ラーニア王妃(ヨルダン)、ブラウン英首相、ヒラリー・クリントン米国国務長官、パン・ギムン国連事務総長もサポーターに名前を連ねています。間違いなく、昨年を大きく超える運動になったことでしょう。
何よりも大切なのは人づくり。私たちの理念の正しさを再認識する機会にもなりました。
写真:3人の女子高校生、滝田栄さんとともに。
阪口直人政治活動ホームページ
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