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世界の覚書

道州制、易姓革命、外国人参政権には反対です。伝王仁墓に百済門を作るのは場違いであり、反対です。

復た以って聞するなかれ

2005年05月23日 | 歴史・伝統
靖国参拝・歴史教科書「目にしたくない」 胡主席が批判 (朝日新聞) - goo ニュースで思い出したのは、「復た以って聞するなかれ」の故事。

言うまでもなく隋書にみる、倭國王「多利思北孤」(これが聖徳太子かどうかは知らない)のもたらした国書が巻き起こしたエピソードだ。原文は「蠻夷書有無禮者勿復以聞」

この時は、隋と倭の関係だから、「日出處天子致書日沒處天子、無恙」への反応としてはそんなもんだろうと、一般には倭の矜持か「自大」を示す、一種微笑ましい歴史上のエピソードとして捉えられている。文字通り、「事大」じゃなくて良かったというくらいである。

現代のエピソードは現代の話なのだが、「見たくなかった」「目にしたくなかった」という言い方は、古代と現代に意外に共通点があるのかもな、と思った次第。要するに、デジャブ。

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