読売:原発注水、海江田経産相が東電に指示していた
海水注入はマニュアルに書いてあり、現場所長判断で行う事のはず。政府が指示する問題じゃないはずだが、ここは日本だから、指揮命令に色々曖昧な点はあろうものの、技術的・科学的な議論の余地はない。海江田さんは、至極当然の反応をしたに過ぎない。一種、官僚的だが、当然あるべき、政府として想定される、自動的な反応をしたに過ぎない。おかしいのは、再臨界の危険が懸念材料と疑った菅総理の方である。彼は必要もない事に頭を使い、周囲を巻き込んでいた。彼のいらっちな反応に、東電が慮って、反応したに過ぎない。誰が一番おかしいのか、誰に一番混乱の責任があるのか、明らかではないのか。
経済産業相の指示「準備が出来次第、海水注入をするように」を踏まえると、現場はその通り実行した事になり、会議で菅総理が切れている時には、政府の人間は指示をしていないから、現場として、先の指示を守って海水注入を続けていた、という構図になる。東電本社こそ、政府の指示を勝手な解釈で無視した、という構図になる。
もう一つの問題は、海江田さんは、そういう指示を既に出した事を、総理に報告していたのかどうか。まあ、聞く耳を持たなかったのかもしれない。そこら辺は曖昧だが...
産経:東電関係者「必要なら処分も」 海水注入めぐる対応で海江田経産相
官房長官は31日午前の衆院東日本大震災復興特別委員会で、東京電力福島第一原子力発電所事故に関し、海江田経済産業相が3月12日午後6時ごろ、東電に対し「準備が出来次第、海水注入をするように」と指示していた事を明らかにした。この情報は既に聞いたような気もするが、まあそういう事である。
海水注入はマニュアルに書いてあり、現場所長判断で行う事のはず。政府が指示する問題じゃないはずだが、ここは日本だから、指揮命令に色々曖昧な点はあろうものの、技術的・科学的な議論の余地はない。海江田さんは、至極当然の反応をしたに過ぎない。一種、官僚的だが、当然あるべき、政府として想定される、自動的な反応をしたに過ぎない。おかしいのは、再臨界の危険が懸念材料と疑った菅総理の方である。彼は必要もない事に頭を使い、周囲を巻き込んでいた。彼のいらっちな反応に、東電が慮って、反応したに過ぎない。誰が一番おかしいのか、誰に一番混乱の責任があるのか、明らかではないのか。
経済産業相の指示「準備が出来次第、海水注入をするように」を踏まえると、現場はその通り実行した事になり、会議で菅総理が切れている時には、政府の人間は指示をしていないから、現場として、先の指示を守って海水注入を続けていた、という構図になる。東電本社こそ、政府の指示を勝手な解釈で無視した、という構図になる。
もう一つの問題は、海江田さんは、そういう指示を既に出した事を、総理に報告していたのかどうか。まあ、聞く耳を持たなかったのかもしれない。そこら辺は曖昧だが...
産経:東電関係者「必要なら処分も」 海水注入めぐる対応で海江田経産相
2011.5.27 海江田万里経済産業相は27日の記者会見で、東京電力福島第1原発事故をめぐり、東電が地震翌日の1号機への海水注入を実際には継続し、事実と違う報告をしていた問題について「必要があれば処分を行わなければいけない」と述べ、原子炉等規制法に基づき東電関係者を処分する可能性を示唆した。海江田氏は「私も真実の報告と思ったので、国会などでそれに基づいて答弁した」と、東電への不快感を示した。海江田さんは、何かにつけ、口をぬぐい、逃げきろうとしているのだろうか。
