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「一炊の夢」

2022-07-23 07:00:01 | 日記
おいらはマンガ喫茶が好きで、休日にはもれなく利用している。
そしてマンガ作家の中では、弘兼兼史氏が好きだ。
氏はマンガだけではなく、れっきとした書物も出版されているのだが、おいらの中ではやはりマンガ作家だ。
その氏は、最近では自分自身の老いも感じているのか、老年期へ対する発言が多いようだ。
そのひとつがこれだ。

◆元気になりたいときにぼくらは遊びたくなる
 この感覚はよくわかります。
 忙しい日々が続いたり、気分がすっきりしないときに、買い物で浪費をしたり深酒をしたいと思う時もある。
 だがそれよりも、迷わず「遊べ!遊べ!」と自分に声掛けするのもいいものだ。
 他人に気を遣わず、自分に手抜きをせずに、クタクタになるまで遊べばいい。
 それこそが、リフレッシュのもとだから。

 人生は「一炊の夢」だという。
 飯が炊きあがるまでの、まどろみと同じ程度ということなのだろう。
 いままでにあったこと、これから起こるかもしれないこと、長い人生と思えるかもしれないが、
 死の間際に夢を見れば、おそらくはほんのひと眠りの浅い夢の中で、
 辿ってきた長い人生が走馬灯のように浮かんでは過ぎていくものだろう。
 その時には、ひとコマひとコマが、楽しい場面だけが浮かぶような心持ちでいたいものだ。
 地位だ、名誉だ、財産だなどと騒いでも、自分一人で死んでいくのは間違いない。
 誰からものぞき込まれない、干渉されない、「一炊の夢」に微笑みながらこの世を去ればいいのだ。

 →激しく同意です。

 
 

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