おいらの古くからの友人が、新たなビジネスを始めた。
それは、葬祭関連事業のティアのFCだ。
決意表明というか、相談というか、そんな彼から話を聞いてみた。
◆スタートは絶好調
日本の葬祭を変革するというティアの心意気は素晴らしいし、実際それは進んだように思える。
それを思いっきり簡略化すると、お葬式関連費用を低廉化するということだ。
だから、スタートは絶好調で、このまますべての葬祭関連需要を吸収してしまうのかと思わされた。
だがそれは、甘い考えだった。
それは、他の小売り事業・外食事業・サービス関連事業の競合と同じ経緯を進んでいったのだ。
事業は一人だけで行っているのではない。
ほとんどの場合、競合する他社が存在する。
それらの他社が、自社以外にみすみすと需要を独占されるはずがない。
初期段階として価格競争が発生するし、次段階では同一サービスの提供が始まるのだ。
その結果どうなるのか、同一サービス・同一価格ならば、水平競合となる。
すると、結局は雌雄を決するのは、自社のコスト構造となるのだ。
つまり、安い人件費で、長時間働く会社が勝つということ。
(むろん、イニシャルコスト低減の工夫も必要だ)
そして経営者はどこに利潤(粗利)をあてがうかと悩むことになるようだ。
→難しい判断ですね、従業員に報いるのか、自社の利益を積み上げるのか、それでも成長は必要だ。
だったら、短期的には従業員に厳しい処遇をするしかないのでしょうか。
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