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田舎の神童(後編)

2024-06-07 06:45:20 | 日記

昨日はダメ人間である田舎の神童こと「しんめいP」さんを紹介した。

32歳にして世間に敗れて実家に逃げ帰り、ふとんをかぶって丸まっていた男だ。

だが、やはり神童は神童だったようだ。

彼はある日、覚醒してしまう。

それは、哲学についてだ。

 

◆西洋哲学を通り東洋哲学に至る

 デカルト・カント・ヘーゲルそしてニーチェ。

 ことに19世紀ドイツの哲学者ニーチェには惹かれた。

 だがそんなニーチェには衝撃の事実があり、発狂して10年間ふとんに入ったまま死んだらしい。

 彼にもまだ冷静さはあった、全然わからんけどこの道を進むのはやばい。

 だったら、東洋哲学はどうだ。

 

 東洋哲学のメインテーマらしきはこれ、本当の自分ってなんだ=自分探しというやつ。

 東洋哲学はとにかく楽になるのだ、無職でも離婚されても、ふとんの中にいてもだ。

 ブッダの東洋哲学に出会ったら、本当の自分なんてどうでもよくなった。

 だって自分なんてないんだ、「無我」なんです。

 自分とはそもそも空っぽなんです、そして空っぽだからこそ最高なんです。

 考えてみれば、人はみな、空っぽであることを隠すために頑張っているのかもしれない。

 そして、そんな自分に苦しんでいるのかもしれない。

 でも気づいちゃったもんね、空っぽの境地「無我」が、最高なんだよね。

 だったら、ふとんから出られる、なにものにもとらわれない空っぽの自分で生きていける・・・

 

 →さすがは元神童、よくわかりませんが、なんとなくわかった感じがします。