昨日はダメ人間である田舎の神童こと「しんめいP」さんを紹介した。
32歳にして世間に敗れて実家に逃げ帰り、ふとんをかぶって丸まっていた男だ。
だが、やはり神童は神童だったようだ。
彼はある日、覚醒してしまう。
それは、哲学についてだ。
◆西洋哲学を通り東洋哲学に至る
デカルト・カント・ヘーゲルそしてニーチェ。
ことに19世紀ドイツの哲学者ニーチェには惹かれた。
だがそんなニーチェには衝撃の事実があり、発狂して10年間ふとんに入ったまま死んだらしい。
彼にもまだ冷静さはあった、全然わからんけどこの道を進むのはやばい。
だったら、東洋哲学はどうだ。
東洋哲学のメインテーマらしきはこれ、本当の自分ってなんだ=自分探しというやつ。
東洋哲学はとにかく楽になるのだ、無職でも離婚されても、ふとんの中にいてもだ。
ブッダの東洋哲学に出会ったら、本当の自分なんてどうでもよくなった。
だって自分なんてないんだ、「無我」なんです。
自分とはそもそも空っぽなんです、そして空っぽだからこそ最高なんです。
考えてみれば、人はみな、空っぽであることを隠すために頑張っているのかもしれない。
そして、そんな自分に苦しんでいるのかもしれない。
でも気づいちゃったもんね、空っぽの境地「無我」が、最高なんだよね。
だったら、ふとんから出られる、なにものにもとらわれない空っぽの自分で生きていける・・・
→さすがは元神童、よくわかりませんが、なんとなくわかった感じがします。