おいら完全に誤解していました。
ノーベル賞を受ける人は、能力が高かったり頭脳が優れていたりといった方々だと勝手に思っていた。
だが、ノーベル賞の定義にはこうありました。
◆「人類に最大の貢献をもたらした人々に贈られる」です
そうなんです、そこには能力とか頭脳とかは全くの関係がありません。
つまり、自分以外の他者にどれだけ貢献したかのみが評価のポイントなのです。
このことは、あの「知の巨人」と称されるピーター・ドラッカーの発言にも通じます。
「知識ある者は理解されるよう努力する責任がある。
一方、素人は専門家を理解するために努力すべきである。
専門家は専門家のみと話が通じれば十分であるなどとすることは、傲慢でしかない。」
つまりは、自身に能力があると自負している方々が陥りやすい沼がこういう考え。
「自分の考えが理解されないのは、相手の理解力が不足しているせいだ。」
これは完全に誤りで、そうではなく自分の考えを平易に人々に伝え、
かつ理解してもらうことによりそれが普遍的なものとなり、人類に貢献できることとなるようだ。
→なるほど突出した能力がなくても(それでも一定の能力は必要なんでしょうが)、
自分の考えをうまく伝えることにより、人類に貢献することはできるのかもしれませんね。