ポジティブという言葉がある。
積極的とか、前向きな姿勢であることを指すのだろう。
そんなポジティブな生き方が、その後の人生にどんな影響を及ぼすかの調査があるそうだ。
◆ノートルダム修道女会で1930年代に入会した修道女の記録分析だ
18歳の入会時には、その全員が自伝的作文を提出する。
彼女たちのその後の生活は、ほぼ同一環境である寄宿舎生活だ。
だから、研究者たちは入会時の心持ち方、
すなわちポジティブ度合いこそがその後の人生に影響すると仮説を立てたわけだ。
作文の内容は多岐にわたる、信仰の喜びもあれば、罪の意識について書かれたものもある。
だから研究者たちは、内容は問わずボジティブ度合いのみを独自にランク付けした。
そして、全員ランクの上位25%と下位25%を追跡調査し続けた。
その結果は、想像以上のものだった。
85歳時の生存率は前者(上位)は90%、後者(下位)は34%でしかなかった。
さらに長寿の94歳時では前者は54%、後者は11%だったそうだ。
→たしかに驚くべき調査結果です。
なんとなく予想はしていましたが、前向きな気持ちで生きていくということは大事なことなんですね。