ウッドチャック一家のヤドカリ生活

アメリカンロッキー山脈南部に棲むウッドチャック一家のRV キャンピングカー旅行& DIY記

床暖房工事(29)

2012-10-04 | DIY
昨日加圧したシステムはほんの僅か圧力が下がっただけで、漏れは無さそう。
いよいよシステムに水を入れる。1階の床暖房部分はサブマニホールドに付いているドレインを利用して簡単に空気を抜いて水で満たすことができたのだが、2階部分は以前から使用しているベースボードラジエータの空気を追い出すことができない。エディのアイデアでメインマニホールドに取り付けたバイパスに水が流れてしまい、2階部分まで水が上がらない。バイパス部分にバルブを付けてもらえば良かった。スペースの関係でバイパス部分にこれからバルブを取り付けるのは不可能のため、かわりに2階からのリターンラインにドレインバルブを取り付ければ、空気を抜くことができる。ジムに状況を説明するも彼は理解できない。そこをなんとか説得してドレインバルブを取り付けてもらう。そしていよいよ2階部分の空気抜き。水を流すとたくさんの空気が出てきた。「ほらやっぱりこのドレインバルブが必要だったでしょう。」ジムは納得したかなぁ?
システム全体を水で満たし空気が抜けたことを確認した後、ボイラーに火を入れるため、ジムが電源コードを配線する。そして電源コードをコンセントに差し込むと、一瞬電源が入ってサーキットブレーカーが落ちてしまった。配線を調べると電源コードのニュートラルとラインの配線が反対。配線し直して、電源を入れる。ボイラーの設定を済ませて、サーモスタットの設定温度を高くして、システムのテストを開始する。
ボイラーはちゃんと働いているようだ。




でもこのアメリカ製のボイラーは日本のリンナイのタンクレス給湯器に比べると数十年技術的に遅れている。設定温度になるまでのオーバーシュートが大きくて温度が一定になるまで長時間を要する。

ボイラーはちゃんと働いているようだが、システムのポンプが動かない。空気抜きの時にはちゃんと動いていたのに、なぜ動かなくなってしまったのだろうか? 配線の接続を色々試してみても動かない。最後に空気抜きの時と全く同じ配線に戻してもポンプが動かない。これはブレーカーが落ちた時にポンプのコントローラーが壊れてしまったとしか考えられない。
ジムは明日ボスのエディに報告して何とかするという。


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