ウッドチャック一家のヤドカリ生活

アメリカンロッキー山脈南部に棲むウッドチャック一家のRV キャンピングカー旅行& DIY記

コロラドの旅(1) プリンストン山キャンプ場

2009-08-01 | キャンプ


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いよいよ1週間の夏休みキャンプ旅行の始まり。今年は子チャック(兄)の日本のパスポートを更新するためコロラド州デンバーにある日本領事館に行かなければならないためデンバー周辺のキャンプ場を渡り歩くことにした。今日の目的地はSan Isabel 国立森林公園内にあるMt. Princeton キャンプ場。ここに3泊する。
午前6時50分、我が家を出発。山を降り、エスパノーラの町を経て、あとは国道285号線をひたすら北上。8時45分、ニューメキシコ州とコロラド州の州境に近い、San Antonio山の麓で15分のおトイレ休憩。再び285号を北上し、コロラド州Antonito の町へ。ここは前々回行ったニューメキシコ州チャマの町から出る、蒸気機関車の終着駅。しかしこの町はなぜかあまり観光には力が入っておらず、駅の周辺は閑散としている。285号をさらに北上、Alamosa の町で給油後、この辺り、国道285号線は西側を大きく迂回しているため近道の州道17号を北上。右手にグレートサンドデューン国立公園を遠めに見ながら沙漠の中の真っ直ぐな道を進む。17号線脇に以前は見たことがなかった太陽電池発電所が新しくできていた。アメリカも少しは変わろうとしているんだなぁ。
17号線は再び国道285号線に合流し、道は山の中へ。午前11時35分、Poncha 峠の道路わきにて昼食にサンドイッチを食べ、約50分の休憩。




峠を下りると Poncha Springs の町。やがて、Nathrop の町で左折、County Road162号線を西へ向かう。草原の向こうにMount Princeton が立ちはだかる。




道はやがて山の中に入り、Mt. Princeton とMt. Antero に挟まれたChalk Creek 渓谷沿いに分け入る。途中Mt. Princeton Hot Springs を抜け、林の中へ。いきなり目の前には道を横切るビックホーンシープの群れ。こんな歓迎があるとは知らず、カメラの用意をしていなかった。残念。午後1時、Mt. Prinston キャンプ場に到着。予約してあるサイトへキャンパーをセットアップする。




しばらく休憩してから、午後2時30分、周辺を偵察するためドライブへ。Chalk Creek 沿いの道をさらに西へ上流へ向かう。地図上にはこの辺りに2つの湖があり、そこでカヌーができるか?まず一つ目のChalk lake へ到着。


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ここは森林公園の管轄下、しかし湖というよりは池といったほうが良いような小さな湖で、カヌーができるような湖ではない。2つ目の湖を目指してさらに上流へ向かう。しかし、湖は発見できず、とうとうSt. Elmo の町に着いてしまった。標高10,000フィート(3000メートル)、ここはコロラドでもっともオリジナルなゴーストタウンとして有名な町。しかし今日はこの町でオークションが開かれており、すごい数の車と人、アンティークを趣味とする人や、ジープ、ATVのオフロードを趣味とする人たちでごった返しており、とてもゴーストタウンの趣はない。なんでもこのオークションは町おこしのためにやっているようなのである。しかし、ゴーストタウンを売りにする町が町おこしとは・・・・・




St. Elmo の町を後にし、来た道を戻る。途中崖下に湖を発見!大きさもカヌーに手ごろな大きさ。何の表示もないのだが、湖に下りれそうなわき道を見つけ、左折し湖の近くに下りる。橋を渡った所に湖へ向かう入り口が、しかしそこにはなんと「Private Lake」の看板が。なんとこの湖は個人所有のものであった。なんとまぁ、さすがここはアメリカ、資本家は大きな湖を個人で所有し、庶民は政府所有の小さな湖で我慢しなければならないのか。
道を引き返し、キャンプ場も過ぎ、Mt. Princeton Hot Springs に立ち寄り温泉の情報を入手する。料金は土日は大人一人15ドルだが、平日は10ドルとのこと、これでこの温泉には月曜日来ることが決定。そしてこのChalk Creek沿いではカヌーに乗れないことがはっきりしたので、明日はMt. Princeton を越えた北側にある、Cottonwood Lakeでカヌーに乗ろう。
キャンプ場へ戻り夕飯はタコサラダ。



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