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「前」 蕨市議会議員 おおしま公一活動報告

2015年5月31日。まさかの落選を果たした?「前」蕨市議会議員おおしま公一の修行の日々をお伝えしていきます。

所沢市長「当麻よし子」 新マニフェスト発表会

2011-10-10 15:00:00 | Weblog
07年10月に初当選を遂げた当麻よし子所沢市長の新マニフェスト発表会に参加させていただきました。会場となりました「所沢ミューズ」中ホールには500名近い皆様が参集されました。

新マニフェストの発表に先立ち、樋口恵子氏(高齢社会をよくする女性の会理事長)の講演、当麻市長と井戸川克隆氏(福島県双葉町長)との対談が行われました。井戸川町長からは、福島第1原発事故後の2度にわたる全町避難の模様が語られ、「災害発生時における行政と市民の役割分担を平時より明確にしておくべき」、「国には(原発事故につき)本当の情報を知らせてほしい」、「親類の安否確認のために災害対策本部に電話をかけてくるのは控えてほしい。限られた回線がパンクしてしまい、本来の用途に用いることができない。一義的には個々に確認をし、災害対策本部に確認をするのは最後の最後にしてほしい。」等々、臨場感にあふれたお話がありました。その落ち着いた語り口の後ろに複雑な感情を抱えられていることが伝わってきました。

その後、当麻市長より次期4年間の新マニフェスト(5S+財政)50項目のうち、抜粋して概要が説明をされ、最後は会場全体のガンバロー三唱で会は盛況のうちに幕を閉じました。

会場には多くの私も含め自治体議員も応援に駆け付け、エールを送らせていただきました。


<写真:当麻よし子所沢市長(左)と井戸川克隆双葉町長(右)の対談>

2012年度連合埼玉議員懇談会総会&学習会

2011-10-08 13:30:00 | Weblog
連合埼玉推薦議員で構成される標題懇談会の総会と学習会が開催されました。

総会では前年度の活動報告と収支報告及び次年度の活動計画と予算案が議題となり、それぞれ無事承認されました。私も当会の会計監査として監査報告をさせていただきました。次年度からは名称を懇談会から「議員会議」に名称変更することも承認をいただき、新旧役員の交代についても承認をいただきました。私は引き続き会計監査を拝命いたしました。

後半の学習会では、毎年恒例の連合からの政策制度要請(県向け及び市町村向け)の内容につき、連合埼玉事務局並びに埼玉県労福協より説明があったのち、講演会では福島県にて災害救援専門のNPOを運営している吉田公男氏から「東日本大震災の救援・復興支援について」と題してご講演をいただきました。

講師は95年の阪神淡路大震災発生時に、福島県より1週間交代で33週間連続述べ1,000人のボランティアを派遣した「郡山阪神大震災ボランティア派遣委員会」という活動を開始し、その後現在の「NPO法人ハートネットふくしま」となる団体を立ち上げ、日本でも数少ない災害救援専門のNPOとして活動を続けられております。また、民主党所属の福島県議会議員(民主党福島県連政調会長)としても活躍され我々の仲間でもあります。

講師からは、様々な災害救援に関わった経験からの実践的なお話(災害救援のタイムスケジュール、仮設住宅の建て方等)がなされた一方で、福島第一原子力発電所の事故の際の体験談には思わず参加者全員が聞き入ってしまいました。「線量の値が小さいものでも、一度恐怖心をいただいてしまうとどうにもできないんです。怖いものは怖いんです。」と叫び思わず涙声になってしまった件も・・・。政治家の役割には「命を守る」という最も基本的な使命があるということも再認識させる内容であったと感じました。

学習会後は会場を移し懇親会(会費制)が持たれ、議員間の交流を深めることができました。

参加者の皆様、地元での行事が目白押しのこの時期にご参加ありがとうございました。また、事務局の皆様、埼玉まで足を運んでいただいた吉田県議にも感謝申し上げます。


<写真:講演をいただく吉田公男福島県議>

第73回全国都市問題会議

2011-10-07 18:30:00 | Weblog
6日(木)、7日(金)と鹿児島市におきまして、全国都市問題会議が開催されました。全国市長会をはじめとする3団体と開催市が主催者となり、毎年この時期に開催をされる全国研修会であります。市長会の会ではありますが、各自治体の議員も多く参加をする企画であります。蕨市議会からも、先の9月定例会で議員派遣の議決をいただいた5名の議員と議会事務局員1名で参加させていただきました。

今年は南九州最大の都市と言われる鹿児島県鹿児島市での開催となりました。本年3月12日に全線開通となった九州新幹線の効果もあり、今後の発展が期待される中核市であります。だからという訳ではないでしょうが、今年のテーマは「都市の魅力と交通戦略 地域資源×公共交通=地域活性化」というものでした。

初日の6日は講演と報告が行われました。

開会式後の特別講演では、大西隆氏(東京大学大学院教授。日本学術会議会長)より「3・11からの復興とまちづくり」と題してお話があり、自身も復興構想会議の委員を務めた経験から、これまでの施設整備に主眼を置いた「防災」という観点からの街づくりと併せて、災害発生を前提とした「減災」という視点から街区の構造を一からとらえ直す発想が必要との提言がなされました。加えて「減災がいつの間にか防災という発想にすり替わってしまい、防波堤・防潮堤を設けておいたから100%大丈夫!という考えになりがち」といった警鐘も鳴らされました。

続き基調講演では、唐池恒二氏(JR九州代表取締役社長)からは、「九州新幹線とまちづくり」と題したお話があり、鹿児島まで全線開通をした九州新幹線を「1次交通ネットワーク」と捉え、そこから発生する効用を、既存の在来線という2次交通ネットワークで如何に九州全域に拡大していくか?という提起がなされました。その他新博多駅駅ビル開発、九州新幹線全線開通のCM(九州地区限定)を例に、ユーモアあふれる講演が展開されました。その面白さは、以降の報告者から思わず「唐池さんの後は話ずらい・・・」といったフレーズが口をついて出るほどでした。それにしても九州新幹線全線開通のCMは思わずグッ!とくるものがありました。

昼食休憩をはさんで午後は、報告が3件ありました。

最初に主報告として、森博幸氏(鹿児島市長)から「新幹線の開業効果をまちの力に-地域特性を生かした魅力づくりと情報発信-」と題した報告がなされました。午前中の唐池氏同様、2次交通ネットワークの拡充を如何に効果的に展開していくかという視点からのお話でしたが、九州を東アジアの一地域と位置づける発想から、「ソウル-釜山-福岡-熊本-鹿児島」を各々の交通網の整備(高速鉄道、フェリー、新幹線)から一大観光ルートとなりうるという構想は斬新なものでありました。

続いて、佐藤真一氏((株)リクルートじゃらんリサーチセンター客員研究員)から「地域資源の観光資源化を成功に導く価値創造アプローチ」と題した話題提供がなされました。大手広告会社に勤務し、現在では(社)日田市観光協会で事務局長を務める経験から、これまでの「我が町の観光資源はこれだ!」という発信型の観光事業から、「旅行者が求めている価値は何か?」という発送で取り組む「着地型観光」という着眼点が必要との提案がありました。リクルートから公的な団体への転身・・・。地方行政の人事も「回転ドア化」していくのでしょうか?

初日の最後は、母袋創一氏(長野県上田市長、全国市長会副会長)より「上田市の魅力づくりと地域活性化」と題した事例報告がなされました。昨今のちょっとした歴史ブームから、ご当地の英雄真田幸村を地域ブランドとして利活用していこうという発想は理解をしやすいものでしたが、映画ロケを多く受け入れた「ロケの街」という発信の仕方は、初めて知るところでありました。

2日目は、パネルディスカッションが行われ、初日の講演・報告を受けての議論がなされました。

閉会式では次期開催市の盛岡市を代表し、谷藤裕明市長から開催に向けて意気込み、全国からの参加を期待する旨の挨拶がなされました。

公共交通と地域活性化という視点は斬新なものであり、行政や議会向けの研修会が行財政改革や議会改革というテーマが多かったここ数年来の状況をかんがみると大変興味深い研修内容でありました。

主催者の皆様お疲れ様でした。


<写真:開会式で主催挨拶をする母袋創一氏(長野県上田市長、全国市長会副会長)>

第73回全国都市問題会議へ行ってきます。

2011-10-05 09:18:52 | Weblog
明日明後日と、鹿児島市におきまして第73回全国都市問題会議が開催されます。蕨市議会からも各会派より議員派遣でこの研修会に参加をしてまいります。私も派遣団の一員として参加させていただきます。今日から前日入りです。

今回のテーマは「都市の魅力と交通戦略~地域資源×公共交通=地域活性化~」となっております。近年議員向けの研修会・セミナーというと議会改革が主なテーマとして扱われることが多かった印象がありますが、久しぶりに違う切り口の研修に参加をすることができます。

貴重な機会ですので、見聞を広めてきたいと思います。

被災者支援の各段階

2011-10-04 14:00:00 | Weblog
午前中に連合埼玉地域協議会のクリーンキャンペーンの件で、市担当課に相談に伺い、その後市内でデイサービスを営む介護事業者を訪問し、事業者の経営につきお聞きをいたしました。保険者側の視点と利用者の視点というのが議員活動においては主眼が置かれる介護保険事業ですが、中々伺う機会のない事業者の視点を聞くことができた貴重な機会となりました。

午後は連合埼玉議員懇談会の会計監査のため浦和へ。当懇談会の会計監査を拝命しております。通帳、証憑類等々確認させていただき、出納は適切なものであると確認させていただきました。後日総会にて監査報告をさせていただきます。

監査後は暫し連合埼玉事務局の方と子育て支援策、首都圏に避難されてきている震災被災者へのケア等について意見交換させていただきました。避難所や仮設住宅に入居されている場合であれば行政や労組、NPO等で支援を集中しやすいが、そこから次のステップへ移って行った人たちへのケアが難しいといったお話を聞くことができました。


中仙道を賑やかにする会 賑やかしの夕べ 秋刀魚を食す

2011-10-02 17:00:00 | Weblog
ただ今蕨市内の各商店街では、「賑やかし」イベントが花盛りでございます。何とかこの街を盛り上げていきたいとの一心から、各商店街若手商店主の皆様を中心に月に1回程度屋台を出して、みんなで美味しく盛り上がって行こう!という趣旨であります。(ってことでいいんだよね?)

今日は日中は、南町商和会のお祭りに、そして夕方は中仙道商店街の賑やかしへ。中仙道商店街の十八番(オハコ)とも言える秋刀魚が売られておりました。

その場で焼いているので、脂ののった秋刀魚からすさまじい煙が出ます。しかし不快な煙ではなく、食欲を誘う得も言われぬ煙でありました。煙で食わせるのは鰻だけではないようであります。私も思わず1匹買って、一緒に売られていたご飯とみそ汁で「秋刀魚定食」を仕立てると、ちょいと早めの夕食と決め込んだのでした。

スタッフの皆様が着用している「賑やかしTシャツ」も中々オシャレですね。まだ在庫があるようですので皆様いかがですか?これから寒くなっていくので、長袖の上から着るのもいいかもしれません。(ちなみに、私は今日そのいでたちでした。)


<写真:秋刀魚ホント美味かったです。>

商和会まつり

2011-10-02 11:00:00 | Weblog
昨日から南公民館で開催されている南町地区生涯学習フェスティバルでは、公民館横の三和公園でも商和会まつりが行われております。稲荷神社にて開催の「賑やかし」等少しでも地域を盛り上げて行こうとする企画が、商和会のみならず市内では花盛りであります。

本日も多くの出店があり、私もポップコーン、玉こんにゃく、天ぷら、メンチカツそしてチラシ寿司に舌鼓でありました。公民館内の発表&展示企画と併せて、祭りの方も大盛況でした。

商和会の皆様、お疲れ様でした。

第17回南町地区生涯学習フェスティバル

2011-10-01 10:00:00 | Weblog
今日明日と市内6か所の公民館にて、生涯学習フェスティバルが開催されます。主に公民館利用団体による発表・展示及び出店などがなされます。私も南町地区のフェスティバル開会式にお邪魔させていただきました。

実行委員長挨拶、市長・教育長挨拶そして来賓紹介と式は進み、講演会では「こころの原風景~いつも唄があった~」というテーマでお話がありました。講師は森田明子先生。少年少女合唱団の指導者として、また蕨市青団連会長としてもご活躍であります。

講師からは明治維新後の文明開化の動きの中で、いかに現在の唱歌・童謡が形作られていったかについてお話がありました。多くのアジア諸国が西洋からの讃美歌をキリスト教布教活動の一環として受け入れて行ったのに対して、我が国では文部省主導で、西洋音楽を取り入れながらも、雅楽家や国学者たちの尽力により独自の唄を唱歌・童謡として発展させていったというお話は、大変興味深く聞かせていただきました。お話のみならず、講師自らピアノを演奏しながら参加者とともに唱歌・童謡の合唱も。歌の成り立ちを理解してから歌るとまた違う趣があります。

今年も地域で体育指導員も務める若手実行委員長のもと、フェスティバルは明日まで開催されます。盛況を祈ります!


<写真:講師のピアノ演奏で参加者全員で合唱。>