今事務所で衆院本会議のネット中継を見ています。議題は麻生内閣不信任案。提案者を代表して鳩山代表が登壇し、提案理由の説明をしました。
鳩山代表からは麻生内閣の数度にわたる経済対策が効果を得なかったこと、雇用問題への無策、一向に進まない天下り撲滅、成果の上がらない外交等々、不信任の理由が述べられました。与党が常套句とする「対案を出せ」に応えるためか「我が党であればこうする」という提案もなされていました。
その後討論が行われ、最初に細田自民党幹事長が反対討論に立ったのですが、その内容は目を覆わんばかりの酷さでした。不信任案の提案理由に対する反論が「反対討論」だと思うのですが、細田幹事長からの発言は大半が民主党批判、特に一連の献金問題への批判に終始していました。「不信任案提出は献金疑惑を覆い隠すもの」という批判が展開されました。弁護士による調査を実施し、説明のための記者会見ではすべての記者の質問に答え、自らの非を認め謝罪を行った鳩山代表の姿勢が「隠ぺい」だというのなら、説明の機会すら作らない与謝野財務大臣、二階経産大臣は何と表現すればいいのでしょうか?
全農林のヤミ専従にも触れた細田幹事長ですが(この時点で既に議題と関係なしです。)、民主党内に官公労の組織内議員が何人いるかご存知なのでしょうか?数えるほどしかいません。それで一つの政党を「支配する」ほどの影響力を持っているとお考えなのでしょうか?実態を見て物を仰っていただきたいと思います。
民主党マニフェストの財源論に対する批判に至ってはもはや愚痴かボヤキにしか聞こえませんでした。「もう少し勉強してから財源を言え」という発言には、「勉強できるように官僚に民主党にも情報を提供するように言え」と申し上げたいと思います。中々出てこない情報を長妻昭衆院議員等が粘り強い追及によって、こぼれ落ちるように出てきた情報を繋ぎあわせて導き出したのが、財源16.8兆円なのです。官僚に与野党問わず平等に接するように与党から力強い指導を望みます。
「北朝鮮貨物船検査法には反対なんですか!?反対なんですねっ!」と青筋立てて野党席に向かって言葉を放った時には、「こんなに感情のコントロールができない人でも政権党の幹事長になれるのか?」と驚きました。ここまで落ちたか自民党幹事長。
次に賛成討論に立った野田佳彦民主党幹事長代理が討論冒頭に「細田幹事長の討論を聞いていて、議題が何か分からなくなりました。」と困惑されていました。討論を聞いていた人間の意を表象した発言だと思います。
与党の末期症状を見た思いがいたしました。
鳩山代表からは麻生内閣の数度にわたる経済対策が効果を得なかったこと、雇用問題への無策、一向に進まない天下り撲滅、成果の上がらない外交等々、不信任の理由が述べられました。与党が常套句とする「対案を出せ」に応えるためか「我が党であればこうする」という提案もなされていました。
その後討論が行われ、最初に細田自民党幹事長が反対討論に立ったのですが、その内容は目を覆わんばかりの酷さでした。不信任案の提案理由に対する反論が「反対討論」だと思うのですが、細田幹事長からの発言は大半が民主党批判、特に一連の献金問題への批判に終始していました。「不信任案提出は献金疑惑を覆い隠すもの」という批判が展開されました。弁護士による調査を実施し、説明のための記者会見ではすべての記者の質問に答え、自らの非を認め謝罪を行った鳩山代表の姿勢が「隠ぺい」だというのなら、説明の機会すら作らない与謝野財務大臣、二階経産大臣は何と表現すればいいのでしょうか?
全農林のヤミ専従にも触れた細田幹事長ですが(この時点で既に議題と関係なしです。)、民主党内に官公労の組織内議員が何人いるかご存知なのでしょうか?数えるほどしかいません。それで一つの政党を「支配する」ほどの影響力を持っているとお考えなのでしょうか?実態を見て物を仰っていただきたいと思います。
民主党マニフェストの財源論に対する批判に至ってはもはや愚痴かボヤキにしか聞こえませんでした。「もう少し勉強してから財源を言え」という発言には、「勉強できるように官僚に民主党にも情報を提供するように言え」と申し上げたいと思います。中々出てこない情報を長妻昭衆院議員等が粘り強い追及によって、こぼれ落ちるように出てきた情報を繋ぎあわせて導き出したのが、財源16.8兆円なのです。官僚に与野党問わず平等に接するように与党から力強い指導を望みます。
「北朝鮮貨物船検査法には反対なんですか!?反対なんですねっ!」と青筋立てて野党席に向かって言葉を放った時には、「こんなに感情のコントロールができない人でも政権党の幹事長になれるのか?」と驚きました。ここまで落ちたか自民党幹事長。
次に賛成討論に立った野田佳彦民主党幹事長代理が討論冒頭に「細田幹事長の討論を聞いていて、議題が何か分からなくなりました。」と困惑されていました。討論を聞いていた人間の意を表象した発言だと思います。
与党の末期症状を見た思いがいたしました。