「前」 蕨市議会議員 おおしま公一活動報告

2015年5月31日。まさかの落選を果たした?「前」蕨市議会議員おおしま公一の修行の日々をお伝えしていきます。

地域医療の講演会に行ってきました。

2007-10-31 18:30:00 | Weblog
わが国の諸課題につき政策提言活動を行っているNPO法人「構想日本」が定期的に開催しているパネルディスカッションに参加してきました。テーマは「医師が消えていく~地域医療現場の悲鳴~」。パネラーは以下のとおりでした

河北博文(河北総合病院 理事長)
木戸道子(日本赤十字社 医療センター 女性診療科部 副部長)
熊坂義裕 (岩手県宮古市長)
樋口 紘 (岩手県立中央病院名誉院長)
松原要一(鶴岡市立荘内病院 院長)
コーディネーター
田辺 功(朝日新聞 編集委員)

自治体病院の勤務医は減少の一途をたどっています。原因は研修医制度が変わり、研修医が大学医局の指示ではなく、自分の意思で研修先を選べるようになったこと。若い研修医はさらなるスキルアップを目指して都市部の有名病院に殺到し、地域医療の中核である自治体病院は大学病院から派遣されてきた医師を引き上げられてしまい、人手不足から診療科を閉じるところも・・・。昨今起きている搬送中の妊婦がたらいまわしにされてしまうといった事件の背景には、慢性的な医師不足が上げらるとのこと。

パネラーからは国の「医師は多すぎる」といった誤った現状認識が医師不足を招いたとの意見が相次ぎました。

蕨市の市立病院も同様の問題を抱えており、地域医療の問題は速やかな対応を迫られているとの認識を改たにしました。

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